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2021.06.10 6:00

『ショック・ドゥ・フューチャー』日本版予告編&ポスター解禁!石野卓球からのコメント到着

  • Fan's Voice Staff

電子音楽の黎明期にその音色に魅了され、友人たちと“未来の音楽”を作ろうと奮闘する若き女性ミュージシャンを描いた青春音楽映画『ショック・ドゥ・フューチャー』の日本版予告編とポスター、新場面写真が解禁!石野卓球らからのコメントも到着しました。

1978年、パリ。若手ミュージシャンのアナは、依頼されたCMの作曲にとりかかっていたものの、納得のいく曲が作れずにいました。ある日偶然、見たこともない日本製のリズムマシン(ROLAND CR-78)を手に入れ、その音色に魅せられたアナ。時はエレクトロ・ミュージックの世界的なブレイク前夜。シンセサイザーやリズムマシン、シーケンサーなどの電⼦楽器が普及し始め、⽇本でもYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が結成された頃。予告編では、男性優位の音楽業界で、媚びることなく自分を貫く主人公アナの姿が描かれています。

物語の鍵となるアイテムとして登場する日本製のリズムマシン(ROLAND CR-78)は、数々の名曲を生み出してきた電子楽器の“名機”として知られており、予告編にはアナと友人が宅録で曲を作る場面も収められています。

主演は映画監督のアレハンドロ・ホドロフスキー(『エル・トポ』)を祖父に持ち、ミュージシャンやモデルとしても活躍するアルマ・ホドロフスキー。⾳楽ユニット「ヌーヴェル・ヴァーグ」の活動でも知られるマーク・コリンが本作で監督を果たしました。

以下、到着したコメントです。

石野卓球(DJ、プロデューサー)
たまらなく自分のスタジオに行って
アナログシンセをいじりたくなりました(特に前半)

野田努(ele-king編集長)
時代が変わりはじめる。
その起点となった時代を象徴的に描いた作品だ。

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『ショック・ドゥ・フューチャー』(原題:Le choc du futur)

監督/マーク・コリン
出演/アルマ・ホドロフスキー、フィリップ・ルボ、クララ・ルチアーニ、ジェフリー・キャリー、コリーヌ
2019年/フランス/78分/5.1ch/シネマスコープ/DCP/G/英題:The Shock of the Future

日本公開/2021年8月27日(金)より新宿シネマカリテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開
配給/アット エンタテインメント
公式サイト
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