ジム・ジャームッシュ監督初の大規模特集上映が開催決定！7月2日から3週間限定！

Fan's Voice Staff

ジム・ジャームッシュ監督初となる大規模な特集上映が、7月2日（金）から22日（木）の3週間限定で、都内ミニシアター4館をジャックして開催れることが決定しました。

ジム・ジャームッシュ監督 © Sara Driver

インディペンデント・シーンを牽引し、長年にわたり世界中の映画人たちから愛されリスペクトされてきた鬼才ジム・ジャームッシュ監督。日本でも80年代後半から90年代のミニシアターブームを支え、日本の映画人たちにも大きな影響を与え、映画ファンから熱烈な人気を誇っています。特に2017年に公開された『パターソン』は話題を呼び、国内で大ヒットを記録しました。

今回上映されるのは豪華12作品。ジャームッシュ監督の大学卒業制作にして、オフビートなスタイルで世界中の映画ファンを虜にした長編デビュー作『パーマネント・バケーション』（80年）。カンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞し、その名を一躍世界中に知らしめた『ストレンジャー・ザン・パラダイス』（84年）。“酔いどれ詩人”の異名を持つカリスマシンガーのトム・ウェイツ映画初主演『ダウン・バイ・ロー』（86年）。工藤夕貴と永瀬正敏が出演し話題を呼んだ『ミステリー・トレイン』（89年）。

ウィノナ・ライダーら豪華キャストが、5つの都市を舞台にタクシーの車内で起こる出来事を描いた『ナイト・オン・ザ・プラネット』（91年）。ジョニー・デップ主演、ニール・ヤングの即興演奏に魂を揺さぶられる西部劇『デッドマン』（95年）。武士道とヒップホップが融合、フォレスト・ウィテカーがサムライの殺し屋を演じた『ゴースト・ドッグ』（99年）など実験的なスタイルに挑んだ90年代の人気作もラインナップ。

個性豊かな俳優やミュージシャン、コメディアンが次々に登場する短編集『コーヒー&シガレッツ』（03年）、ティルダ・スウィントンとトム・ヒドルストンが“吸血鬼”に扮する異色のラブ・ストーリー『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』（13年）、アダム・ドライバーがバスの運転手を演じ、何気なくもかけがえのない日常を綴った『パターソン』（16年）、イギー・ポップ率いる伝説のバンド「ザ・ストゥージズ」に迫るドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』（16年）、そして、映画ファンの記憶にも新しい、アダム・ドライバーやビル・マーレイら常連組からセレーナ・ゴメスらジャームッシュ組のオールキャストが集結したゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』（19年）。