News

2021.01.01 18:00

明石家さんまが劇場公開アニメを初プロデュース『漁港の肉子ちゃん』公開決定!超特報&ビジュアルが初解禁!

  • Fan's Voice Staff

明石家さんまがプロデュースする劇場アニメ『漁港の肉子ちゃん』が2021年夏に公開されることが決定!超特報とビジュアルが初解禁されました。

漁港の船に住む二人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描いた本作。ビジュアルでは、洗濯物が掛かる船の上にいるお団子をもった笑顔の母・肉子ちゃんと、読書に集中する娘・キクコが描かれています。超特報には、「おおきくて、まんまるで底抜けに明るい肉子ちゃんがみんなに幸せを運んでくれる」というナレーションがはいり、数枚の絵コンテからも、すべてを包み込んでくれそうな優しくて大らかな肉子ちゃんの姿が確認できます。

明石家さんまは、2018年に世界配信されたNetflixドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』でドラマの企画・プロデュースを務めましたが、劇場公開アニメをプロデュースするのは今回が初めて。原作は、直木賞受賞作家の西加奈子による累計発行部数35万部超のベストセラー小説「漁港の肉子ちゃん」。監督は、『ドラえもん のび太の恐竜2006』(06年)、『海獣の子供』(19年)で監督を務めた渡辺歩が担当し、キャラクターデザイン・総作画監督には『かぐや姫の物語』(13年)、『海獣の子供』(19年)で作画監督を務めたスタジオジブリ一期生の小西賢一、脚本には『凪のお暇』などの大島里美。アニメーション制作を、圧倒的クオリティと世界観で世界中に多くのファンを持ち、『鉄コン筋クリート』(06年)、『海獣の子供』(19年)、『映画 えんとつ町のプペル』(20年)のアニメーション制作をしたSTUDIO4℃が手がけます。

以下、明石家さんま、西加奈子(原作)、渡辺歩監督よりコメントが到着しています。

明石家さんま(企画・プロデュース)
西加奈子さんが、直木賞を受賞された直後、本屋さんに「サラバ!」が置いてあって、それでパッと本をめくったら、エジプトの人間は、「かわいいね」「儲かりまっか」「明石家さんま」という日本語を知っているみたいなことが書いてあったので、これは”明石家さんま”が出てくる話やなと思って、買って読んだら、その1行しかでてこなくて。(笑)
その後に西さんの作品を何冊か読ませていただいて、そこで「漁港の肉子ちゃん」に出会いました。大偶然の出会いです。大阪弁の使い方がめちゃくちゃうまいなと。
「漁港の肉子ちゃん」はすごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、(映像化の)オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって。最初にお話してから5年くらい待っていただいてようやく実現しました。今回のアニメ映画化は、エネルギーが引き寄せた産物です。ご期待ください。

西加奈子(原作)
Q:さんまさんプロデュースでアニメ映画化のお話を最初に聞かれた際について 
A:さんまさんは、自分が小さな頃から知ってる、いわばお札の中の人みたいな存在だったので、 信じられない思いでした。

Q:さんまさんとはじめてお会いになった際のさんまさんの印象について
A:直木賞をいただいた後に、「さんまのまんま」という番組に出演させていただきました。初めてお会いしたさんまさんは人間ならざる存在感で、近距離で「めちゃくちゃ大きな祭」を見ているような気持ちになりました。

Q:小説「漁港の肉子ちゃん」をどのような思いで書かれましたか。
A:私の理想の世界を描きました。自分で書きながら、全ての登場人物を愛さずにいられませんでした。

渡辺歩(監督)
さんまさんがアニメーションにチャンスを下さったのが何よりも嬉しいです。さんまさんは、お打ち合わせさせていただく度に「気付き」を下さいます。『大切なのは作り手が面白いと思うこと』この御言葉を常に胸に勤しんでます。西先生の書かれる小説はどれも映像的要素が満載で好きです。肉子ちゃんのある意味ファンタジー味すら感じる強烈なキャラクターに魅了されました。観てくださった方が、他の誰かに教えたくなる様な映画を目指したいです。

==

『漁港の肉子ちゃん』

企画・プロデュース/明石家さんま 
原作/西加奈子「漁港の肉子ちゃん」(幻冬舎文庫 刊)
監督/渡辺 歩
キャラクターデザイン・総作画監督/小西賢一
脚本/大島里美
アニメーション制作/STUDIO4℃
製作/吉本興業株式会社

日本公開/2021年 初夏、全国公開
配給/アスミック・エース
公式サイト
©2021「漁港の肉子ちゃん」製作委員会