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2020.03.06 12:00

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』豪華キャストが舞台裏を語る特別映像が解禁

  • Fan's Voice Staff

世界的ベストセラー小説「若草物語」を、グレタ・ガーウィグ監督が繊細にみずみずしく描いた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』の豪華キャストや監督が舞台裏を語る特別映像が解禁されました。

原作者ルイーザ・メイ・オルコットが19年暮らし、世界屈指の名作「若草物語」が生まれた場所は、今では “オーチャードハウス”として知られており、本作では、当時のテーブルセットや手芸道具まで、室内装飾が一つ一つ丁寧に再現され、”宝石箱のような室内”を忠実に蘇らせています。映像では、実際のオーチャードハウスのクラシックな建物と美しい景色、質素かつセンスの良い家具や、オルコットの直筆の原稿などが映し出されており、本作での表現と比較することができます。

豪華な食卓が突然出現したことに驚いた四姉妹が感動のあまり一斉に話し出すシーンでは、ガーウィグ監督らしい演出へのこだわりを垣間見ることができるます。次女ジョー役シアーシャ・ローナンが「監督は音で判断する」と証言するように、「セリフはリズムよ、ずれちゃダメ。常に耳を澄ませて」と、どのカットでも彼女ならではの細やかな演技指導がちりばめられており、長女メグ役エマ・ワトソンや四女エイミー役フローレンス・ピューがその演出法に「それがシンフォニーになるの」と、感動のコメントを寄せています。

「時を超える物語だ」「何度でも読み返したくなる」「人生の見方が変わる」「いつまでも人々の心に残る作品よ」──キャストが語る原作への想いに加え、結婚式で大はしゃぎする四姉妹と母親、ジョーが颯爽とNYの街を駆け抜けるシーンなど、多数の名場面の撮影裏の様子が収められ、オルコットが描いた物語の世界がそのまま生き生きと動き出す様子がつまった映像となっています。

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『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(原題:Little Women)

19世紀、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン。マーチ家の四姉妹メグ、ジョー、ベス、エイミー。情熱家で、自分を曲げられないため周りとぶつかってばかりの次女ジョー(シアーシャ・ローナン)は、小説家を目指し、執筆に励む日々。自分とは正反対の控えめで美しい姉メグ(エマ・ワトソン)が大好きで、病弱な妹ベス(エリザ・スカレン)を我が子のように溺愛するが、オシャレにしか興味がない美人の妹エイミー(フローレンス・ピュー)とはケンカが絶えない。この個性豊かな姉妹の中で、ジョーは小説家としての成功を夢見ている。ある日ジョーは、資産家のローレンス家の一人息子であるローリー(ティモシー・シャラメ)にダンスパーティーで出会う。ローリーの飾らない性格に、徐々に心惹かれていくジョー。しかしローリーからプロポーズされるも、結婚をして家に入ることで小説家になる夢が消えてしまうと信じるジョーは、「私は結婚できない。あなたはいつかきっと、もっと素敵な人と出会う」とローリーに告げる。自分の選択でありながらも、心に一抹の寂しさを抱えながらジョーは小説家として自立するため、ニューヨークに渡る──。

監督・脚本/グレタ・ガーウィグ
原作/ルイーザ・メイ・オルコット
出演/シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
全米公開/2019年12月25日

日本公開/2020年6月12日(金)全国順次ロードショー
配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント