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2019.11.23 19:45

東京コミコン2019:マーク・ラファロがメインステージに登場!

  • Fan's Voice Staff

幕張メッセで開催中の「東京コミコン2019」2日目ラストとなるステージイベントに、マーク・ラファロが登場しました。

ラファロは、『キッズ・オールライト』(10年)や『フォックス・キャッチャー』(14年)、『スポット・ライト 世紀のスクープ』(15年)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、どちらかといえばアート系の良作で活躍してきた演技派ですが、ブルース・バナー/ハルク役で『アベンジャーズ』シリーズを始めとしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に出演し、大ブレイクしました。東京コミコンには初参戦です!

サイン会が長引き、約30分遅れて始まったステージ。まずは、昨日、11月22日が誕生日だったラファロに、会場に詰めかけたファンから「ハッピー・バースデー!マーク!」のメッセージが贈られました。

ラファロは、「素晴らしい時間を過ごしています。東京は大好きな場所のひとつです。ファンは情熱的で映画が大好き。みなさんとお会いできて、本当に嬉しいです」と挨拶しました。また、「以前、日本に来ようとしたこともあったのですが、日本ではグリーンのキャラクターは好まれないと、言われました。それって本当ですか?」と会場のファンに質問。ファンからは「ノー、ノット・トゥルー(そんなことはありません)」との即答がありました。

以下はMCとのQ&Aです。

──マーベル作品の撮影で印象に残っているのは?
「マーベルは、みんな家族のようです。みんなでたくさん笑ったり、食べたりするんです。私の好きなシーンは、最初の『アベンジャーズ』の最後でみんなで食べ物(シャワルマ)を食べるシーンですね」

──先程、緑の怪物は日本で受けないといわれた、とおっしゃっていましたが、ハルクが日本でこれほどまでに人気になったのは、マーク・ラファロさんが演じているからです。俳優さんとしても素晴らしいラファロさんですが、(『アベンジャーズ』終了後の)、これからどんな役を演じていきたいですか?

「いろいろな異なっている映画が好きです。『ダーク・ウォーターズ』が年末に公開しますが、トッド・ヘインズ監督の作品です。でも、その後はどんなものを演じるかはわからないですね」

──これからのマーベルでハルクはもっと活躍しますか?
「ケヴィン・ファイギから先週、連絡がありました。「ストーリーのアイデアがあるよ」と伝えました。マーベルでハルクの出番を模索したいと思っています」

──ハルクとウルヴァリンの闘いが見たいのですが?
「いいですね、ハルクとウルヴァリンの闘い!」

──『エンドゲーム』の自撮りのシーンは、どんな風に撮りましたか?
「『エンドゲーム』は、ある意味ビターな作品でした。なぜならアベンジャーズは負けましたから。また、ひとつのお別れがくることはわかっていましたし。アイアンマンとのお別れです」

──共演者との思い出は?
「ロキをやっつけられたときは、私の一番好きな瞬間でしたね。クリス・ヘムズワースとは──(会場に向かって)クリス、どこかにいますか?──彼とはとても楽しくやりました。私達は、たくさんのシーンを即興でやったんです。タイカ・ワイティティ(監督)とも楽しくやりました。オーストラリアでは、みんなで遊んだり、とても楽しく撮影しました。ブラック・ウィドウを演じていたスカーレット・ヨハンソンも好きですよ。とても楽しく過ごしました」

最後には会場を埋め尽くしたファンに、「長く待ったけど、やっと東京に来られました。あまりにも時間がかかったけど、期待はずれにはなりませんでした。今回は、家族と一緒に来ています。東京中を見て回りますし、京都にも行く予定です。そして、ここでみなさんに会えたこともとても嬉しいです。明日もまた、お会いしましょう」と、愛のあるメッセージを贈りました。

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東京コミックコンベンション 2019(略称:東京コミコン 2019)

会期:2019年11月22日(金)〜11月24日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場9・10・11ホール
主催:株式会社東京コミックコンベンション、東京コミックコンベンション実行委員会
内容:最新技術を使った様々なゲームや体験、コミックや映画の最新情報、アメリカや世界の製品やレア物グッズ展示、ハリウッドスターとの撮影会・サイン会、ポップカルチャーやテクノロジー分野のリーダー・インフルエンサーによるパネルディスカッション、コスプレコンテスト、ライブパフォーマンス、企業出展(今後発売予定の製品や試作品の出展等)、個人で活動している漫画家やアニメーターの作品展示「アーティスト・アレイ」など。