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2019.10.25 17:08

『残された者-北の極地-』主演マッツ・ミケルセンより日本のファンへのメッセージ映像が到着

  • Fan's Voice Staff

飛行機が墜落し北極で窮地に立たされた男を描くサバイバル・ドラマ『残された者-北の極地-』で主演を務めた“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンによる、日本のファンへのメッセージ付き映像が到着しました。

映像でマッツは、「この映画は北極に取り残された一人の男の生き残る事と生きる事の違いを描いた作品」を説明。日本語で「残された者 みてね!」と笑顔で締めくくっています。

極寒の白い荒野にたった一人取り残された男を囲むのは、寒さ、飢え、そして肉食獣。やがて、その孤独が終焉をむかえたとき、男は待つことをやめ、とどまることを捨てた。極限状態の中、自らの心の奥底に何を見るのか?明日の「生」に向けて決意の旅が始まる──!

『キャスト・アウェイ』(00年)や『オール・イズ・ロスト〜最後の手紙〜』(13年)、『ゼロ・グラビティ』(13年)、『オデッセイ』(15年)など、孤立無援の傑作サバイバル映画群と引けをとらず、最も優れたサバイバル映画の1つと絶賛された本作。平均気温マイナス30℃、刻々と変わりゆく天気の中で撮影され、説明的な台詞、映像表現を一切削除することで、観客は自らがそこにいたらどうするかなどを考えながら観ることが出来る体感型映画にもなっています。台詞で多く語らず、自然の過酷さと生命の素晴らしさを静の演技で魅せるマッツの演技は、キャリア史上最高とも評されました。

監督を務めたのはブラジル出身のジョー・ペナ。製作総指揮に『ハンニバル』のマーサ・デ・ラウレンティスが参加し、『グレイテスト・ショーマン』などを手掛けるジョセフ・トラパニーズが音楽を、そして『ゲーム・オブ・スローンズ』のクルーら、強力な制作陣がリアリティを徹底的に追及しました。

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『残された者-北の極地-』(原題:Arctic)

飛行機事故で機体を北極地帯に不時着したパイロット、オボァガードは、壊れた飛行機をその場しのぎのシェルターに留まりながら、白銀に包まれた荒野を毎日歩き回り、魚を釣り、救難信号を出すという自ら定めた日々のルーティーンをこなしながら、救助を待っていた。しかし、ようやく救助に来たヘリコプターは強風のために墜落し、女性パイロットは大怪我を負ってしまう。目の前の確実な「生」を獲得してきた男は、瀕死の女を前に、ついに自らの足で窮地を脱しようと決心する。危険は承知。しかし、行動しなければ女に未来はなく、自身にも明日は来ないかもしれない。現状の安住を捨て、勇気ある一歩を踏み出すが…。

監督・脚本/ジョー・ペナ
共同脚本/ライアン・モリソン
製作/クリストファー・ルモール、ティム・ザジャロフ、ノア・C・ホイスナー 
音楽/ジョセフ・トラパニーズ
撮影/トーマス・エーン・トマソン
出演/マッツ・ミケルセン、マリア・テルマ・サルマドッティ
2018年/アイスランド/英語/カラー/シネスコ/5.1ch/97分/DCP/G/日本語字幕:チオキ真里

日本公開/2019年11月8日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開
配給/キノフィルムズ/木下グループ
公式サイト
© 2018 Arctic The Movie, LLC.