【ネタバレ無し感想・評価】『クロール ―凶暴領域―』は”極上のワニ映画体験”!アレクサンドル・アジャ監督の最新作に傑作の声多数!
- Fan's Voice Staff
最大級のハリケーンに見舞われたフロリダで、大量発生したワニから脱出を図るサバイバルスリラー映画『クロール ─凶暴領域─』。本記事では、9月30日(月)に開催された本作のFan’s Voice限定試写会に参加した日本のファンの感想とともに、見どころを紹介します。
大学の競泳選手のヘイリー(カヤ・スコデラリオ)は、疎遠になっていた父デイブ(バリー・ペッパー)が、最大級のハリケーンが迫りくる中、連絡が取れなくなっていることを知り、実家へ向かいます。地下で重傷を負った父を発見しますが、すでにハリケーンによる浸水によって、家はワニの巣窟に。最大級のハリケーンと地球最強の捕食生物=ワニという自然の脅威が容赦なく襲いかかる中、ふたりは決死の脱出を試みますが……。
製作を務めたのは、コアな映画ファンをうならせた『死霊のはらわた』(81年)や、トビー・マグワイア主演『スパイダーマン』シリーズ(02年〜07年)の監督で知られるサム・ライミ。プロデューサーとして多数のスリラ-やホラー映画にも携わっており、2016年末に日本でもスマッシュヒットした『ドント・ブリーズ』もそのひとつです。『ドント・ブリーズ』でも描かれたシチュエーション・スリラーの演出は、本作でもふんだんに使用されており、ワニだけではない驚きと衝撃の連続に88分間、息つく暇さえ与えません。
サメを遥かに超える獰猛さで水陸で人間に襲い掛かるワニと、巨大ハリケーンという最悪の組み合わせが同時に襲ってくるという極限状態からのサバイバルを描いた本作は、米映画批評サイトRotten Tomatoesでも大絶賛を受け、世界中で話題となっています。
ワニはサメよりもっと恐い!?生物パニック映画の傑作登場!
『ジョーズ』(75年)にはじまり、近年では『オープン・ウォーター』(04年)、『ロスト・バケーション』(16年)、昨年日本でもヒットした『MEG ザ・モンスター』(18年)など、海でサメに“遭遇する”サバイバル映画は数多く存在します。
しかし、サメは水から離れれば逃れられますが、今回対峙する相手は、陸でも水でも動くことができる最強の爬虫類=ワニです。本作に登場する種類は、平均的な体長は約3m35cm、体重は最大で約450kgにもなり、地上では時速18kmで移動できるが、水中になると時速32.18kmで進むことができるというツワモノ。
『 #クロール凶暴領域 』試写会。
最強捕食者と親から言われ育てられたスイマーvs自然界の捕食者、生存を掛けたワニワニパニック。
なんて事ない地下室がお化け屋敷と化しあっちからワニ!こっちからもワニ!
その度に試写室に悲鳴が!ワニがリアルでキモ怖い。もう最高じゃん♪@fansvoicejp pic.twitter.com/S2sQgT0fc4— ゆっきぃ (@Yukky_291) September 30, 2019
舞台となるフロリダは、長い海岸線と熱帯気候が特徴。ワニのような爬虫類には絶好の環境で、実際にワニ関連の事故も度々発生し、報道されるほど。そのハラハラドキドキぶりに、生物パニック映画史上最高との声が多数!
ヤバい
超面白いしか言えない極上のワニ映画体験!
歴代動物パニックホラーオマージュを詰め込んだ遠慮知らずのドS展開!
登場人物を虐めて虐めて虐め抜く!対するは一流の水泳アスリート“脳筋”父娘!
血が流れるなら殺せる!必見!クロール-凶暴領域-!!!@FansVoiceJP 独占試写会にて pic.twitter.com/ZCyCQJE99F
— Taxii (@gothamTaxii) September 30, 2019
ワニとハリケーン“自然の脅威”のWパンチに緊張が続く!
フロリダはハリケーンが上陸する回数が全米で最も多い場所でもあります。本作でヘイリーと父・デイブを襲うのは、カテゴリー5という最大級のハリケーン。車が簡単に横転するほどの雨風にさらされ、避難命令が出され、町はもぬけの殻となります。
『#クロール凶暴領域』面白かった。ハリケーンの影響の成り行きで家の地下でワニワニパニック。閉鎖空間での鰐責めと水責めで終始息苦しい。更に痛々しい展開になり緊張感途切れることなく完走。良かったです。 @fansvoicejp pic.twitter.com/UUcdkLHsv8
— CPCT (@cooper_cat) September 30, 2019
ワニとハリケーン。“自然の脅威”のWパンチから、果たしてふたりは逃げ切れるのか?
試写で『 #クロール凶暴領域 』鑑賞。ハリケーン+浸水+モンスター級のワニという究極の恐怖てんこ盛り作品。撮影も良いのだが、更に耳から入ってくる情報によって恐ろしさが倍増する。タイトルの意味が後半になって重要な鍵となる。ラストまで気が抜けない。@FansVoiceJP pic.twitter.com/FGYgMIQodq
— Hatsue Tsuda 👭💬 (@ha2_a) September 30, 2019
カルトなファンを持つフランスの気鋭監督が本領を発揮!
監督は、フランス出身のアレクサンドル・アジャ。女子大生が殺人鬼と戦うスプラッタホラー『ハイテンション』(03年)の生半可でない残酷描写が話題となり大ヒット。 日本でもカルト的人気を誇っています。『ホーンズ 容疑者と告白の角』(13年)や『ルイの9番目の人生』(16年)などドラマ性の高いサスペンス映画でも高い評価を得ていますが、本作では普通の女性が突如、危機的状況に立ち向かうという、アジャが得意とするジャンルで、彼の感性が遺憾なく発揮されています。
アレクサンドル・アジャ監督作 #クロール凶暴領域@FansVoiceJP 試写会にて観賞。
巨大ハリケーンが直撃する実家へ親父を助けに行ったら巨大ワニまで襲ってきたぜ!というお話。
ピラニア3Dと比べてエログロ・能天気さは控えめながら、ワニと浸水が迫る緊迫感が終始張り詰める傑作パニック映画でした。 pic.twitter.com/z3Xw8nAz93— 江ム仁 (@emujin_nanco2) September 30, 2019
プロデューサーのサム・ライミもアジャについて「『ハイテンション』を観たときから、彼とは仕事をしたかった。サスペンスを盛り上げるのが非常に上手くて、優れたストーリーテラーだと思っていたから。だからクレイグと『クロール ―凶暴領域―』に加わることになり、夢が叶ったと思ったよ」と語っています。
本日 #クロール凶暴領域 の試写会へ行ってきました🐊
サム・ライミ×アレクサンドル・アジャという個人的最強タッグによるワニワニパニック💥
緩急ありながらも主人公たちを追い詰めていく展開。ずっとワンコの心配ばかりして観てましたw アジャらしさもちゃんとあるしパニック映画としても楽しめた! pic.twitter.com/leEwCKDx7T— 魔人アラタ✌👻 (@arata_222) September 30, 2019
アジャは「はじめから、ワニはCGにするのがベストだと考えていた。本作ではワニが何匹も登場している。ハリウッド内外では、こういったサバイバル映画では見せないのが美学、なんて言われがちだけど、僕は、この作品については反対意見を持っている。宇宙から来た未知の生命体ではなく、ワニは誰でも知っている生き物。写真や動画が世にあふれていて、見たことがないなんて人、いないよね。だから、恐ろしくてどう猛であると同時に、リアルなものにしたかった。存在する生き物だから、隠さずどんどん登場させたかった」
クロール試写会行ってきましたー!✨
途中、ドキドキしすぎて指の間から観てしまいました😂
主人公の最強捕食者ぷり凄かった👏
最後までどこでワニ🐊が出てくるか分からなくてヒー😭ってなってました笑
試写会会場のワニさん🐊たちには癒されました✨
@FansVoiceJP 様ありがとう😌#クロール凶暴領域 pic.twitter.com/MyhJSDRGRO— はにわ◎ (@kkk_haniwahani) September 30, 2019
『メイズ・ランナー』のカヤ・スコデラリオの身体性が驚異的!
ヘイリーを演じるのは、イギリス出身の新進女優カヤ・スコデラリオ。『メイズ・ランナー』シリーズのテレサ役や『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のカリーナ役で知られますが、その抜群のスタイルを生かしてモデルとしても活躍。2019年カルティエの新モデルに抜擢されています。本作では、パーソナルトレーナーについて肉体を強化。競泳選手に見えるように、プロのコーチについて水泳も特訓したそう。
サム・ライミは「カヤが演じたヘイリーは父との確執を抱えているが、物語が進むにつれてわだかまりが解けて、互いに支え合う。そういった変化の部分を繊細に演じ分けられる女優だから、彼女の起用はぴったりだった」と太鼓判を押しています。
クロール凶暴領域 @FansVoiceJP#試写会
メイズランナーから知ってる女優で気になっていたので見れ嬉しい
ストーリーも凄いは迫力満点で終始びびってた。
しかも親子愛に感動のシーンがおおくとても良かった pic.twitter.com/5alh4ZJLZ3— せつやんぬ (@yiaskogfnb) September 30, 2019
ヘイリーの父親、デイブ役を演じるのは、『プライベート・ライアン』の狙撃兵ジャクソン二等兵で知られる演技派バリー・ペッパー。本作では、娘との信頼関係を取り戻そうとする人間味溢れる役で新境地を開拓!
ちなみに、カヤとバリーは『メイズ・ランナー』シリーズでも共演しており、ふたりの相性のよさは、従来のパニック映画にはない温かみを本作に与えているといえるでしょう。
#クロール凶暴領域 @FansVoiceJP様試写にて。
ハリケーンですら恐怖なのに、恐怖はそれだけで終わらなかった。まさか家にワニがいるなんて!これぞ本当のワニワニパニック🐊襲いくるワニを回避・退治、親子の絆にうるっとしたり、ドキドキハラハラの88分!最強の捕食者はどっちだ!
毛玉ちゃんはMVP👏 pic.twitter.com/sHNFtJUK5t— ichico (@youone_sleep9) September 30, 2019
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『クロール ─凶暴領域─』(原題:Crawl)
大学競泳選手のヘイリーは、疎遠になっていた父が、巨大ハリケーンに襲われた故郷フロリダで連絡が取れなくなっていることを知り、実家へ探しに戻る。地下で重傷を負い気絶している父を見つけるが、彼女もまた、何ものかによって地下室奥に引き摺り込まれ、右足に重傷を負ってしまう──。
監督/アレクサンドル・アジャ
製作/サム・ライミ
キャスト/カヤ・スコデラリオ、バリー・ペッパー
全米公開/7月12日(金)
PG-12
日本公開/2019年10月11日(金) 究極のサバイバルスリラー、日本上陸
配給/東和ピクチャーズ
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