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2019.09.06 17:00

テレンス・マリック監督最新作『A Hidden Life』2020年2月日本公開決定!

  • Fan's Voice Staff

『シン・レッド・ライン』、『ツリー・オブ・ライフ』で知られる巨匠テレンス・マリック監督最新作『A Hidden Life(原題)』が、FOXサーチライト配給にて2020年2月に日本公開されることが決定しました。

第二次世界大戦下、ドイツの侵攻とともにナチスの支配下に入ったオーストリアを舞台に、度重なるナチスドイツの従軍指令とその軍門に降った教会の指示に従わず、ひたすらに自分の信念と妻や娘への愛に生き36歳で殉教した一人の誠実な農夫、フランツ・ヤゲルシタッターの”知られざる生涯”が描かれます。

監督・脚本は、第32回カンヌ国際映画祭監督賞受賞、第51回アカデミー賞4部門ノミネートの『天国の日々』(78年)、第49回ベルリン国際映画祭 金熊賞受賞、第71回アカデミー賞7部門ノミネートの『シン・レッド・ライン』、第64回カンヌ国際映画祭 パルムドール(最高賞)受賞、第84回アカデミー賞3部門ノミネートの『ツリー・オブ・ライフ』(11年)など、独自の美学に貫かれた傑作を生み出し続ける伝説的映画監督、テレンス・マリック。半世紀近い輝かしいキャリアの中でも、あまりにも美しい映像美のみならず、誰もが感動を禁じ得ない、涙を誘うストーリーテリングで、さらなる頂点を極めたとの呼び声も高い本作は、第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で披露され、第44回トロント国際映画祭にも出品されています。

主演は『イングロリアス・バスターズ』(09年)『マリアンヌ』(16年)などの出演で国際的にも知られ、本年度の第92回アカデミー賞主演男優賞部門でも有力候補として俄然注目される、ドイツを代表する名優アウグスト・ディール。また、『ベルリン・天使の詩』(87年)『ヒトラー ~最期の12日間~』(04年)などで知られ、惜しくも今年2月に亡くなり本作が遺作となった名優ブルーノ・ガンツが、この重厚な物語をしっかりと支えています。

カンヌ国際映画祭の公式上映後には、万感のスタンディングオベーション&拍手喝采が巻き起こり、映画評論家からも「パルムドール受賞の『ツリー・オブ・ライフ』以来の最高傑作」、「まさに天才の仕事」、「途方もなく美しく、胸が張り裂ける作品」といった最高評価が相次ぎ、ハリウッドのメジャースタジオや配信大手など6社による争奪戦の末、FOXサーチライト・ピクチャーズが北米、イギリス、日本を含む主要国の配給権を獲得。トロント国際映画祭では現地時間9月9日(月)に公式上映される予定で、アカデミー賞に最も近い前哨戦として名高いトロントの地で、大いに期待が寄せられています。

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『A Hidden Life(原題)』

監督/テレンス・マリック
キャスト/アウグスト・ディール、ヴァレリー・パフナー、ブルーノ・ガンツ ほか
全米公開/2019年12月13日(予定)

日本公開/2020年2月全国公開
配給/20世紀フォックス映画
©️ 2019 Twentieth Century Fox