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2019.07.30 18:00

美しき殺人鬼と相棒が妖しく見つめ合う『永遠に僕のもの』本編シーン映像が公開

  • Fan's Voice Staff

2018年にアルゼンチンでメガヒットを記録した、ペドロ・アルモドバル製作による映画『永遠に僕のもの』より、主人公カルリートス(ロレンソ・フェロ)と相棒ラモン(チノ・ダリン)が、まるで恋人同士のような“ただならぬ雰囲気”を醸し出す二人の姿を切り取った劇中シーン映像が公開されました。

ブロンドの巻き毛に透き通る瞳、艶やかに濡れた瞳、磁器のように滑らかな白い肌──。美しすぎる17歳の少年のカルリートス。彼は欲しい物は何でも手に入れ、目障りな者は誰でも殺す。息をするように、ダンスを踊るように、ナチュラルに優雅に。やがて新しい学校で会った、荒々しい魅力を放つラモンと意気投合したカルリートスは、二人で様々な犯罪に手を染めていきます。ところがカルリートスは、どんなに悪事を重ねても満たされない想いに気づき始めます──。

公開された映像は、二人が盗みに入った宝石店でのシーン。真珠のイヤリングを手に取ると、おもむろに自分の耳に飾り、鏡の前でモデルのようにポージングを決めるカルリートス。「何してる?俺を外で待たせて」と怒鳴るラモンでしたが、ブロンドの巻き毛に真珠のイヤリングが相まって、“美少女”のようなカルリートスに目を奪われたラモンは、思わず「マリリン・モンローみたい…」と声を漏らします。鏡越しのカルリートスに向かって「似合うよ」と優しく呟き、身体を近づけ見つめ合う二人には、恋人同士かのような“ただならぬ空気”が流れています。

そんな二人の妖しい関係を匂わせる新場面写真も到着。カルリートスとラモンがじっと見つめ合うものと、カルリートスの腰に手を回し、優しく抱きしめるラモンの姿を捉えた計2点。

対照的な存在である互いに強く惹かれ合う役どころを演じたロレンソ(カルリートス役)とチノ(ラモン役)は共演シーンも多く、撮影や合間も特に二人は同じ時間を共にしたといい、そのおかげもあって本当の友人同士になれたと、ロレンソは振り返ります。「だから撮影中も、冗談でお尻を触ったりしても怒らないんだ」と語るロレンソの言葉からも、劇中同様、プライベートでも親密な関係を築きながら、撮影に挑んでいたことがうかがえます。

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『永遠に僕のもの』(原題:El Angel)

ブロンドの巻き毛に透き通る瞳、艶やかに濡れた瞳、磁器のように滑らかな白い肌―。神様が愛をこめて創ったとしか思えない美しすぎる17歳の少年、カルリートス。彼は欲しい物は何でも手に入れ、目障りな者は誰でも殺す。息をするように、ダンスを踊るように、ナチュラルに優雅に。やがて新しい学校で会った、荒々しい魅力を放つラモンと意気投合したカルリートスは、二人で様々な犯罪に手を染めていく。だが、カルリートスは、どんなに悪事を重ねても満たされない想いに気づき始める―。

監督/ルイス・オルテガ
プロデュース/ペドロ・アルモドバル、アグスティン・アルモドバル、ハビエル・ブリア
出演/ロレンソ・フェロ、チノ・ダリン、ダニエル・ファネゴ、セシリア・ロス
2018年/アルゼンチン、スペイン/カラー/ビスタ/5.1ch/115分/字幕翻訳:原田りえ/映倫:R15

日本公開/2019年8月16日(金)渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー!
配給/ギャガ
公式サイト
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