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2019.07.21 10:59

【SDCC2019】マーベル・スタジオが新作を続々発表!MCUフェイズ4の全貌が明らかに!

  • Fan's Voice Staff

米国カリフォルニア州サンディエゴで開催中(現地時間7月18日〜21日)の「コミコン・インターナショナル:サンディエゴ」(通称:サンディエゴ・コミコン、SDCC)。

4日間のプログラムの中でも最大の盛り上がりを見せるのが、6,500人収容のメインホール「Hall H」で開催されるメジャー・スタジオによるパネル・プレゼンテーションです。例年、豪華キャストやクリエーターによる登壇や新作に関する最新ニュースが目白押し。

現地時間で20日(土)17:15〜18:45に開催されたマーベル・スタジオによるパネルでは、待望のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェイズ4のラインアップが発表されました。

2020年
ブラック・ウィドウ』(5月1日公開)
ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(秋配信)
エターナルズ』(11月6日公開)
2021年
シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・テン・リングス』(2月12日公開)
ワンダヴィジョン』(春配信)
ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』(5月7日公開)
ロキ』(春配信)
What If…?』(夏配信)
ホークアイ』(秋配信)
マイティ・ソー ラブ&サンダー』(11月5日公開)
※タイトルは全て原題、日付は米国での公開もしくはDisney+配信予定時期

以下、箇条書きにてパネルでの出来事および発表作品を順にまとめました。

・客席には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『〜エンドゲーム』監督を務めたルッソ兄弟が姿を見せました。

・イベント開始。「インフィニティ・サーガ」のハイライト映像が上映。

・マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギが登壇。「インフィニティ・サーガ」が完結したとコメント。主要クルーとして、多くのMCU作品で製作総指揮を務めるルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソらを紹介しました。

・続けてファイギは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の全世界興収が近日中に(『アバター』を抜き)歴代1位になると発表。

・2020年11月6日公開『The Eternals』(原題)の製作が発表。ステージには、キャストのアンジェリーナ・ジョリー、リチャード・マッデン、クメイル・ナンジアニ、ローレン・リドロフ、ブライアン・タイリー・ヘンリー、サルマ・ハエック、リア・マクヒュー、ドン・リーと、クロエ・ジャオ監督が登場。

ジャオ監督は「いまこの地球に生きる人間であること、そして人間らしさとは何かを深く探求できた」とコメント。マッデンは「エターナルズは不死身の種族で、地球をディヴィアンツから守るために、セレスティアルズにより送り込まれた」と紹介。

・Disney+オリジナルシリーズ『The Falcon and the Winter Soldier』(原題)の製作が発表。アンソニー・マッキーがキャプテン・アメリカのシールドを手に、セバスチャン・スタンと共に登壇。ダニエル・ブリュールがヘルムート・ジモ役として続投。Disney+にて2020年秋配信。

・2021年2月12日公開『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』(原題)の製作が発表。シミ・リュー、オークワフィナ出演。トニー・レオンがヴィランとなるマンダリン役に。デスティン・ダニエル・クレットン監督。

・Disney+オリジナルシリーズ『WandaVision』(原題)の製作が発表。『エンドゲーム』後の世界が舞台。エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー出演。『キャプテン・マーベル』マリア・ランボーの娘が登場。大人になったモニカ・ランボー役には、テヨナ・パリス。2021年春配信。

・Disney+オリジナルシリーズ『Loki』(原題)の製作が発表。トム・ヒドルストン主演。ファイギは『アベンジャーズ/エンドゲーム』での2012年のシーンを会場に流し、「”あの後”の出来事」を描くとコメント。2021年春配信。

・2021年5月7日全米公開『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』(原題)の製作が発表。ベネディクト・カンバーバッチ主演。エリザベス・オルセンも出演し、『WandaVision』の後が舞台に。

「MCU初の怖い映画になる」と話すスコット・デリクソン監督に、ファイギは「PG-13になる」と追加。カンバーバッチも「1作目のユーモアは残しつつ、ホラーのツイストを加えることで、観客を掴むだろう」とコメント。

・MCU初のアニメ作品となるDisney+オリジナルシリーズ『What If…?』(原題)の製作が発表。ウォッチャーの声にはジェフリー・ライト。「ウォッチャーはあらゆることを観察していて、マルチバースでの出来事を観ながら、地球人のやる事に時々介入したりしなかったりする」と紹介。2021年夏配信。

・Disney+オリジナルシリーズ『Hawkeye』(原題)の製作が発表。ジェレミー・レナー出演。会場で上映されたティザー映像には、コミックでは2代目ホークアイとなるケイト・ビショップも登場。ファイギは「ローニンとしての姿もさらに描く」とコメント。2021年秋配信。

・『マイティ・ソー』シリーズ第4作目となる『Thor: Love and Thunder』(原題)の製作が発表。2021年11月5日全米公開。クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン出演。シリーズ第3作目『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティが監督を続投。

ヘムズワースは「まだ脚本を読んでいない」と明かす。ジェイソン・アーロンによる「The Mighty Thor」がストーリーの基になり、ワイティティ監督は「ドラマチックで素晴らしい物語で、女性のソーが初めて登場する。その役を唯一演じられるのは、ナタリー・ポートマン」として、ポートマンをステージ上に紹介。

・2020年5月1日全米公開『Black Widow』(原題)は、現在ロンドンで撮影中。スカーレット・ヨハンソン、デヴィッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、O・T・ファグベンル、レイチェル・ワイズ出演。

ケイト・ショートランド監督は「ブラック・ウィドウの過去と成長を描く」と話し、ヨハンソンは「今回のナターシャは、10年前の自分には演じられなかったと思う。彼女の不完全なところをファンに観てもらえるのが楽しみ」とコメント。

・MCUフェイズ4は、以上のラインアップ。

・ファイギは、『ファンタスティック・フォー』、『ブラックパンサー2』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』、『キャプテン・マーベル2』も今後製作予定で、「今日はミュータントの話をする時間が無かった」とコメント。

・「最後にもう一つ」ということで、マハーシャラ・アリがステージに登場。リブート版『Blade』(原題)の製作が発表されました。

・以上をもって、イベント終了。