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2019.06.20 21:12

『チャイルド・プレイ』LAプレミアが開催!最新型”チャッキー”の声マーク・ハミルらが登場

  • Fan's Voice Staff

映画史に残る名作ホラー映画『チャイルド・プレイ』(88年)を基に、現代の最新AI技術を搭載した殺人人形の恐怖を描いた現代版『チャイルド・プレイ』のプレミアイベントが、現地時間6月19日(水)にLAで開催され、”チャッキー”の声を演じたマーク・ハミルらが登場しました。

青いオーバーオールにカラフルなボーダーのTシャツという可愛い見た目とは裏腹に、ひとたび豹変すると徹底的に人間に襲い掛かるという残忍さで、幾度となく我々を恐怖に陥れてきた殺人人形”チャッキー”。1作目の全米公開以降、その“怖カワ“な魅力から、アイコン的な人気を獲得し様々な関連グッズや、ユニバーサルスタジオのハロウィン期間限定アトラクションなど、ホラー映画を代表する人気キャラクターとして、世界中の観客にトラウマを植え付けてきました。

全米公開がついに今週末に迫る中、アメリカ・ロサンゼルスのアークライト・ハリウッドで開催されたプレミアイベントの会場では、現代版として映画化されたチャッキーの門出を祝うかのごとく、ホラー映画らしいブラックカーペットと、本物さながらの等身大のチャッキー人形がゲストをお出迎え。アンディ役のガブリエル・ベイトマンをはじめ、アンディの母カレン役のオーブリー・プラザ、事件を捜査するマイク刑事役のブライアン・タイリー・ヘンリー、チャッキーの声を演じたマーク・ハミル、チャッキーを現代に蘇らせた新進気鋭のホラー監督ラース・クレヴバーグら豪華キャスト&クルーが登場しました。

ガブリエル・ベイトマン

全世界のホラー映画ファン待望の本作がようやくお披露目されるということもあり、会場に詰め掛けたファンから大きな歓声と共に迎えられると、キャスト・スタッフはファンとの交流を楽しみながら、詰めかけた多数の報道陣の取材も精力的にこなしていきました。

マーク・ハミルは、今回新たにAI技術を搭載し、人々を恐怖のどん底に陥れることになる最新型チャッキーの声役を受けた理由について「(脚本が)すごく新しかったからね。オリジナル版が好きだったから、最初は“なんでまた?”と思ったけど、でも脚本がすごく新鮮で挑戦することにしたんだ」と語りました。劇中でチャッキーが歌う、一度聴いたら耳から離れない印象的な歌「バディ・ソング」について、「(作曲家の)ベアー・マクリアリーの素敵な子守唄のおかげ。人形にぴったりの歌だけど、ストーリーを考えると怖いよね」と、その出来栄えに自信をのぞかせました。

マーク・ハミル

『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(19年)なども手がけ、その「バディ・ソング」を生み出した作曲家のベアー・マクリアリーもイベントに参加。ハミルのレコーディングについて、「マークと仕事出来てとても興奮した。彼はプロのシンガーじゃなかったけど、僕がアコーディオンを取り出して、“どんなキーがマークの声に合うか、さぁキーを見つけよう”ってデモを作って、彼が家で練習してくれて。次のセッションには彼は準備万端でレコーディングをしてくれた。彼は本当にプロフェッショナルで、一緒に仕事が出来て本当に光栄だった」と、制作プロセスを明かしました。

オーブリー・プラザ

続いて、アンディの母、カレンを演じたオーブリー・プラザは、ホラー映画の人気キャラクターだけでなく、ファッションアイコンとしても愛されるチャッキーについて、「全ての子供にとって悪夢が現実になったようなものね。だって、自分の大切な人形から刺されるなんて、トラウマになっちゃう。だから忘れられないんだと思う」と語りました。

ブライアン・タイリー・ヘンリー

親子の隣人であり、事件を捜査するマイク刑事役のブライアン・タイリー・ヘンリーは、本作の公開を迎え「本当に興奮している。お客さんはシートから飛び上がって怖がって、手を叩いて笑うに違いない。チャッキーが戻ってきて、これ以上素晴らしいことはないよね」とコメント。もし現実にチャッキーと戦わなければいけなかったらどうやって戦う?という質問には、「とにかくチャッキーのいるところには行かないことだ。出会わなければ戦う必要がないからね。どんな手段を使っても彼を避けるべきだ。そうでしょ?」と、愛嬌たっぷりに答えました。

カレンの嫌味な新しい恋人役を演じたデヴィッド・ルイスは、アニマトロニクス技術を用いた人形のチャッキーとの共演について「(アニマトロニクスの人形は)演技をするうえで非常に役立ったよ。実際、(人形は)顔の表情を変えることが出来て、CGじゃなくリアルに見せたかったから、特に役者は、実在する人形に対してリアクションを取ることが出来てとても助かった」と、撮影の舞台裏を語りました。

ラース・クレヴバーグ監督

ラース・クレヴバーグ監督は「日本のホラー映画や幽霊の映画は本当に素晴らしくて、私のデビュー作『ポラロイド』や『チャイルド・プレイ』も日本のホラー映画文化にとても影響を受けています。なので日本のファンに『チャイルド・プレイ』をお見せできるのがとても光栄です。ぜひ映画館で観てください」と話しました。

ホラー映画史上に残る大人気シリーズの現代版が、全米ではいよいよ今週末に公開を控え、シリーズ最高のオープニングも射程に入る大ヒットスタートが予想されています。

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『チャイルド・プレイ』(原題:Child’s Play)

監督/ラース・クレヴバーグ
製作/セス・グラハム=スミス、デヴィット・カッツェンバーグ
脚本/タイラー・バートン・スミス
出演/オーブリー・プラザ、ガブリエル・ベイトマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー
全米公開:6月21日(金)

日本公開/2019年7月19日(金)全国公開
配給/東和ピクチャーズ
公式サイト
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