クエンティン・タランティーノ監督&三池崇史監督がカンヌで再会!「日本でまた会おう」
- Fan's Voice Staff
現在開催中の第72回カンヌ国際映画祭の併設部門として、フランス監督協会が主催する「監督週間」に選出されている三池崇史監督『初恋』。日本時間5月15日には、カンヌで記者発表会を、17日にはワールドプレミアを実施し注目を集めている本作ですが、カンヌの地で、三池崇史監督がクエンティン・タランティーノ監督に再会するという、思わぬサプライズが!
ホテル(インターコンチネンタル・カールトン・カンヌ)のカフェで打ち合わせをしていた三池監督。偶然にも同じ場所で打ち合わせをしていたのは、『パルプ・フィクション』、『キル・ビル』などのクエンティン・タランティーノ監督!同監督の長編第9作目となる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演を果たした話題作で、今年のカンヌのコンペティション部門に出品されています。
三池監督が近寄ると、気が付いたタランティーノ監督はいつものビックボイスで「タカシ・ミイケー!」と大歓喜!
先日の公式上映を受け、海外サイトや記者からは続々と絶賛の声が相次いでいる『初恋』ですが、タランティーノ監督はその記事を目にしていたようで、「レヴュー読んだよ!評価も最高じゃん!『トゥルー・ロマンス』(94年)みたいに面白いらしいじゃん!絶対観るよ!早く観たいよ!絶対クールだぜ!」と感想を述べました。三池監督も「ありがとう!クエンティンの公式上映の成功も祈ってるよ」と返し、束の間の再会を喜びました。
タランティーノ監督が三池監督の大ファンを公言し、『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』(07年)で作品づくりを共にしてから続くふたりの関係。数分のやりとりだったものの、尊敬と共に仲の良さが垣間見られ、カフェでは注目の的となりました。
タランティーノ監督から「日本でまた会おう!」という言葉が飛び出す場面もみられたことから、日本でふたりが再会する日もそう遠くはないかも!?
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『初恋』(英題:First Love)
監督/三池崇史
主演/窪田正孝
企画プロデュース/紀伊 宗之(東映)
プロデューサー/Jeremy Thomas(Recorded Picture Company)
プロデューサー/坂 美佐子(OLM)
制作/OLM
日本公開/2020年公開
配給/東映
© 2020「初恋」製作委員会