News

2019.05.12 8:00

ラミ・マレック誕生日記念!『パピヨン』本編シーン映像が解禁

  • Fan's Voice Staff

『パシフィック・リム』『キング・アーサー』の人気スター、チャーリー・ハナムと、『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞主演男優賞受賞を果たしたラミ・マレックがタッグを組み、作家アンリ・シャリエールの自伝的小説を45年ぶりに映画化した脱獄映画『パピヨン』より、本編シーン映像が公開されました。

ラミ・マレックの38歳の誕生日を記念してお披露目された今回の映像。流刑地に送られる主人公パピヨン(チャーリー・ハナム)と、囚人仲間である偽札作りの天才ルイ・ドガが取引を交わすシーンの一部です。ドガは、若く屈強なパピヨンをボディガードとして雇いますが、脱獄を目論む彼と一緒に行動する気はありません。計算高く抜け目ないドガは、賄賂で釈放されるチャンスを狙っており、荒っぽい行動に出ようとするパピヨンに対して見下すような態度を取ります。パピヨンにとってもドガはただの金づるであり、尊大な彼に対して心を開くこうとしません──。

1973年版『パピヨン』では、ドガ役をオスカー俳優のダスティン・ホフマンが演じ、パピヨン役のスティーヴ・マックイーンとの「熱い男の友情」に多くの人々が涙しました。この大役を演じるにあたり、マレックは 「『パピヨン』は子供の頃の僕に消えない印象を残した作品だったから、この物語の再解釈は非常に刺激的になるに違いないと感じたんだ。新たな解釈をするには、十分な時が経ったと思う」とコメント。役作りについては、 「僕はホフマンの解釈するルイ・ドガが好きなんだ。ルイ(・ドガ)はアイコン的な役だから、可能な限り彼のやったことを遠ざけようとするのが普通だけど、僕はこのキャラクターをもう少し尖らせ、脆さを抑えた。彼の抜け目のなさと白アリのようなサバイバル能力を強調することは、僕にとって本当に楽しいことだった。ルイは、ほとんどの人が共感できるようなキャラクターだと思っているよ。彼は地球上で最も哀れで惨めな状況の一つに投げ込まれ、生き残るために自分のやり方で戦わなければならないんだ」と語りました。

1981年、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス生まれたラミ・マレックは、『ナイトミュージアム』(06年)のアクメンラー役で映画デビュー。天才ハッカー、エリオット・オルダーソンを演じた「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(15年〜)で高い評価を受け、エミー賞を受賞。『ボヘミアン・ラプソディ』(18年)では、伝説のバンド“クイーン”のリード・ヴォーカル、フレディ・マーキュリーを熱演し、見事アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。先月には、『007』シリーズの最新作『BOND 25』(仮題、20年)への出演が発表され、今最も“旬”な俳優として、世界の注目を集めています。

==

『パピヨン』(原題:Papillon)

1931年、パリ。「狂乱の時代」の終焉。胸に蝶の刺青を入れていることから “パピヨン”と呼ばれた男は、無実の罪で終身刑を言い渡され、フランス領・南米ギアナの悪魔島に送られる。周囲を海に囲まれたこの島は脱出不可能な場所として知られ、囚人達は人権をはく奪され過酷な強制労働を科せられていた。絶望と死が支配する場所で自由と希望を求めて足掻くパピヨンは、志を同じくする紙幣偽造の天才ドガと出会い、やがて二人は奇妙な絆で結ばれてゆく…。

監督/マイケル・ノアー
原作/アンリ・シャリエール
脚本/アーロン・グジコウスキ
出演/チャーリー・ハナム、ラミ・マレック、トミー・フラナガン、 イヴ・ヒューソン
2017年/アメリカ/英語・スペイン/133分/シネスコ/DCP/カラー/5.1ch/G/日本語字幕:松浦美奈 
原作『パピヨン』河出書房新社より発売

日本公開/2019年6月21日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
提供/トランスフォーマー+シネマライズ
配給/トランスフォーマー
公式サイト
© 2017 Papillon Movie Finance LLC. ALL RIGHTS RESERVED.