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2018.10.22 22:00

『ヴェノム』ジャパンプレミア開催!中村獅童ら吹替キャストとUVERworldが六本木に集結

  • Fan's Voice Staff

マーベル映画史上、最も凶悪なダークヒーロー、そしてスパイダーマンの宿敵としてマーベル・コミックに登場し、『スパイダーマン3』(07年)でその存在をファンに強烈に印象付けたヴェノム。悪の魅力あふれるダークヒーローとして新たに誕生するマーベル最新作『ヴェノム』。

11月2日(金)の日本公開に先立って、10月22日(月)に六本木ヒルズでジャパンプレミアが開催。ヴェノムの日本語吹替版声優を務めた中村獅童、トム・ハーディ演じる主人公エディの吹替を務めた人気声優の諏訪部順一、そしてミシェル・ウィリアムズ演じるヒロイン、アンの声を努めた中川翔子という豪華吹替版キャストが集結したほか、日本語吹替版主題歌を手掛けたUVERworldも、メンバー6人が揃って応援に駆け付けました。

巨大なヴェノムを乗せた大型トラックの前に敷かれた”ブラックカーペット”には、まずは諏訪部と中川の二人が登壇しました。かねてよりマーベル作品の大ファンだと公言している中川は「トム・ハーディの彼女役です、最高です!」と喜びのコメント。

そして二人の後から舞台に近づくのは、圧倒的な“悪”として君臨するヴェノム!ざわつく会場を背に颯爽と舞台に登壇し振り向いたのは、特製ヴェノムスーツに身を包み、ヴェノムの半顔マスクをつけた中村獅童!「13時30分から支度してます」と話し、ヴェノムへ変身することに並々ならぬ気合があった様子。さらに「なかなか温かいです」と、ヴェノムスーツの快適さ?にもコメントし、会場の笑いを誘いました。

完全に“悪”に染まった中村の姿を目にした諏訪部は「日本中のちびっこはおしっこをもらしてしまうかもしれないですね」、中川は「巨大なヴェノムに勝る程の“悪”としての存在感!」と興奮を抑えきれない様子での感想を述べ、さらにエレベーターに乗った際、真後ろがヴェノムスーツ姿の中村だったという中川は「死ぬかと思いました」と、中村の“悪”の姿を絶賛。

スパイダーマン好きとして知られる中村は、最大の宿敵である“ヴェノム”の声優に抜擢されたことに「最大の宿敵ですからね、責任とプレッシャーをすごく感じました」と語りながらも、「スパイダーマンが大好きなので、少しでも関われたのが嬉しい。微力ながらも力になれたらという気持ちで精一杯やらせて頂きました」と、気合は十分だったよう。

マーベル映画初主演を飾った諏訪部は、エディとヴェノムが一体化する=中村獅童と一体化することについて「たまらないですね。非常にいいバディ、という感じのヴェノムとエディになっています。劇中でも獅童さんともそういう表現ができたと思っています」と、中村とのコンビネーションの良さをアピール。

アンの声優のオファーが舞い込んだ際はリアルに万歳をしたという中川は、「顔が浮かばないよう、没頭できるように、何度も何度も納得いくまで監督にビシバシやって頂くよう頑張りました」と熱く語りました。

本作の出来上がりを中村は「めちゃくちゃ面白いですよ。大きなスクリーンで体感してもらいたい」、諏訪部も「怖い部分もありますが、男女問わずホラーが苦手という方でもみんなで楽しめる映画に出来上がっています」と絶賛。

さらに中川は「マーベル映画を気になっているけど、観ていない女子のみなさんにもおススメしたい!トム・ハーディの色気、中村さん諏訪部さんお2人の掛け合い、そしてヒロインのアンもすごくぶっ飛んでます!」と、本作のおススメポイントを紹介し、中村演じるヴェノムの悪役っぷりを「こんな人に寄生されたら正気ではいられないんじゃないか。」とコメントしました。

興奮も落ち着き、和やかな雰囲気でイベントが進むなか、司会の「スペシャルゲストが駆け付けてくれました」の一言で登場したのは、本作の日本語吹替版主題歌を担当したUVERworld。

再び会場のボルテージが一気に上昇するなか、本作がハリウッド映画への初めての楽曲提供となったことについて、ボーカルのTAKUYA∞が「みんな驚いて、すごく嬉しかったですし、大好きなマーベルの作品ですから気合を入れて話し合って取り組みました」と熱意あるコメント。「ヴェノムの世界感を崩さないよう、自分たちないものを出していけるように想いを込めて作りました」と、ヴェノムの世界観にマッチした本楽曲を作成した想いを語りました。

会場大興奮の中、ブラックカーペットに繰り出した日本人キャスト達は終始黄色い声援を浴び、その見た目で大きな注目の的となった中村獅童もメディア取材やファンとの交流を楽しんでいました。

ブラックカーペットから舞台上に戻ってきた中川が「レッドでもグリーンでもなくてブラック!カーペットまでがヴェノムの“悪”に染まる日がくるなんて、最高ですね!」とイベントの感想を述べ、最後に中村が「僕の大好きなスパイダーマンの最大の宿敵を演じられて最高でした」と喜びを語り、「マーベル史上最も残虐な“悪”な存在です。1つのボディに2つのキャラクターが宿るダークヒーロー。皆さんぜひ映画館で作品を楽しんでください!」と本作の魅力をPR。

フォトセッションでは中村がUVERworldのメンバーと肩を抱き合うなど、仲睦まじい様子を見せるました。

イベントの最後を締めくくったのは、観客とのコール&レスポンス。練習中、「みなさま、ご唱和ください!1,2…」とアントニオ猪木のモノマネで会場を温めた中村が「俺たちは!」と大きな声で呼びかけると、会場は拳を高く上げながら「ヴェノムだ!」と声を揃えて中村に応えました。

これに続いて中村が「ヴェノムトラック、始動!」と叫ぶと、UVERworldが手掛ける本作の主題歌「GOOD and EVIL」が会場に流れ、巨大なヴェノムの乗せたトラックがゆっくりと動き出しました!“獅童”と“始動”をかけた合図で、日本中に“最悪”を届けに会場を後にするトラックを見送り、イベントは幕を閉じました。

ヴェノムトラックは10月23日〜25日の間、都内を巡回する予定で、詳細は本作の公式Twitterで随時発表されるとのこと。

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『ヴェノム』(原題:VENOM)

《誰もが望む、歴史的偉業》を発見した<ライフ財団>。それは、世界を変えるはずだった――。正義感溢れるジャーナリスト、エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、そのライフ財団が人体実験で死者を出しているという噂を突き止めるために取材を試みるも、人体実験の被験者との接触により、“シンビオート”(地球外生命体)に寄生されてしまう。この意思を持った生命体が語りかける声が聞こえ始めたエディの体には、とてつもない変化が起きていた。彼の中で解き放たれた<悪>が、体を蝕み、増殖していく――。エディと一体となったヴェノムは、「俺たちは――ヴェノム」と名乗りをあげ、ヴェノム誕生の時がついに訪れた!

監督/ルーベン・フライシャー
脚本/スコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナー、ケリー・マーセル、ウィル・ビール
キャスト/トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット
全米公開/10月5日

日本公開/2018年11月2日(金)全国ロードショー
配給/ソニー・ピクチャーズ
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