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2018.09.18 8:00

ケイト・ブランシェットら豪華俳優が勢揃い!『ルイスと不思議の時計』LAプレミア開催

  • Fan's Voice Staff

“ハリー・ポッターの原点”ともいわれる、ジョン・ベレアーズ著書の待望の実写映画化!スティーヴン・スピルバーグ率いるアンブリン・エンターテインメント製作によるマジックファンタジー『ルイスと不思議の時計』が10月12日(金)に日本公開されます。

両親を亡くした少年ルイスは、叔父であるジョナサンの古い屋敷に住むことになる。おじさんは、ポンコツだが、不思議な力を使える魔法使いだった。そして、隣に住むきれいで優しいツィマーマンも魔女。ただし、こちらは一流。ルイスはそんな二人と時計がいっぱいの屋敷で不思議な暮らしを始める──。ある日、屋敷に世界を破滅へと導く“時計”が隠されていることを知ったルイス。果たして、二人の魔法使いと “時計”を探し出して謎を解き、世界を救うことができるのか!?

9月21日の全米公開を目前に控え、現地時間9月16日(日)に本作のLAプレミアが開催されました!

Photo: Alex J. Berliner/ABImages

会場は、ハリウッドのランドマーク的存在のTCLチャイニーズシアター。本日のプレミアを祝福するかのような青天の元、世界中から駆け付けたメディアや映画ファンたちで大賑わい。映画のイメージカラーであるパープルのカーペットが敷かれたシアター前には、本編に登場する魔法の館を再現したゲートが設置され、その周りをたくさんのジャック・オー・ランタンが囲みました。

まるで映画の中に入り込んだような雰囲気の中、開幕したプレミア。まず初めに姿を見せたのは、交通事故で両親を亡くしジョナサンおじさんと魔法の家に住むことになった少年ルイスを演じた天才子役オーウェン・ヴァカーロ。

本作で、ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェットら大御所俳優たちと共演したことについて「ジャックやケイトと共演できてとてもすばらしかったよ!!とっても楽しかった!!」と、未来のスターは名俳優たちに囲まれ感激の様子。“もしも魔法が使えたら…”という問いには「テレキネシス(念力)を使いたい!」と無邪気に夢を語りました。

ルイスたちを脅かす黒魔術を使う危険な魔法使いのアイザック役を演じたカイル・マクラクランは、「この映画では、今まで演じた中で一番老いぼれた姿の僕が観られるよ。すごい特殊メイクをしているからきっと僕に気づかないとおもうけどね(笑)」と、蘇る死者アイザックのビジュアルに自信満々の様子でした。

アカデミー賞で主演・助演女優賞受賞者で、今年5月の第71回カンヌ国際映画祭で審査委員長を務めたことも記憶に新しい大物女優ケイト・ブランシェットの登場で会場の雰囲気はさらに華やかに!

Photo: Alex J. Berliner/ABImages

四方から呼びかけられる声援に笑顔で答えるケイトは、ギンガムチェックのセットアップに身を包み、その威厳たるや本編で演じた一流魔法使いツィマーマンにも引けを取らない貫禄っぷりでパープルカーペットを進みました。

Photo: Alex J. Berliner/ABImages

続いて登場したのは、ゴールデングローブ最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル)を2度受賞しているベテランコメディ俳優、本作の主役でポンコツ魔法使いジョナサンを演じたジャック・ブラック!

Photo: Alex J. Berliner/ABImages

本編の姿とは一変、髭もじゃのワイルドないでたちで、カメラの前に登場するなり「ハーイ!日本のファンの皆様!ドウモアリガトウ。ゴザイマス!1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!これが僕の(知っている日本語の)すべて!」と、日本へ向け、お茶目なリップサービスを披露してくれました!

Photo: Alex J. Berliner/ABImages

ジャックが演じたジョナサンは、ポンコツの三流魔法使いですが、そのことについて問いかけても「What’s up TOKYO!!!! 最初に言わせて。日本食大好き!僕の中では、世界一だよ!なので、感謝したい」と日本愛が止まりません。「映画を観に来てね!魔法もたくさんで、怖いところもあるし、とっても面白いよ!」と終始ハイテンション。

Photo: Alex J. Berliner/ABImages

プロデューサーのエリック・クリプキは「『ハリー・ポッター』シリーズは独自のイギリス的な物語になっていて、寄宿舎の様子や階級制、すべてがイギリス的。一方、本作は、当時のアメリカの様子が垣間見れるんだ。誰もが魔術師になれたり、まっすぐで勤勉な人たちが多く、すごくアメリカ的。魔法使いの物語にアメリカ版が必要だったんだ。『ハリー・ポッター』ももちろん素晴らしいけど、こっちは、もっと怖いかも。重要なのは、いかに子供向けに怖い映画を作るかということ」と、原作の視点から本作を解説してくれました。

イーライ・ロス監督を起用した理由については、「この映画は“子供向けの怖さ”を出して、ファンタジーよりもアドベンチャーよりも、怖い映画に子供を連れて行けるようにしたんだ。ユーモアや感情的な部分も出したいけど、きちんと子供達を怖がらせること。その点で、イーライ監督は適任で、完璧にこなした」と、本作への自信も垣間見せました。

イーライ・ロス監督(左)とジPhoto: Alex J. Berliner/ABImages

そんな絶大な信頼を得る鬼才:イーライ・ロス監督は、本作を撮影するにあたり日本の監督やカルチャーから影響を受けたとのこと。「三池崇史監督の『オーディション』や『妖怪大戦争』などの映画にとてもインスパイアされています。特に『妖怪大戦争』みたいに変なものがたくさん出てくる感じが大好きだから、影響を受けているよ!」

左上より)コリーン・キャンプ、ケイト・ブランシェット、レネー・エリス・ゴールズベリー、ジャック・ブラック、ロレンザ・イゾー、イーライ・ロス、カイル・マクラクラン、オーウェン・ヴァカーロ Photo: Alex J. Berliner/ABImages

豪華俳優陣たちの登場に大盛況の中幕を閉じた『ルイスと不思議の時計』LAプレミア。スティーブン・スピルバーグ率いるアンブリン・エンターテインメントが贈るマジックファンタジーとして、この秋、世界中が注目している『ルイスと不思議の時計』は10月12日(金)全国公開です。

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『ルイスと不思議の時計』(原題:The House with a Clock in Its Walls)

ポンコツ魔法使い×エリート魔女×ひとりぼっちの少年
魔法の時計が鳴る前に、時計の謎を解いて、世界を救え!

両親を亡くした少年ルイスは、叔父であるジョナサン(ジャック・ブラック)の古い屋敷に住むことになるが、なんと、おじさんは、二流のポンコツだが、不思議な力を使える魔法使いだった。そして、隣に住むきれいで優しいツィマーマン(ケイト・ブランシェット)も魔女。ただし、こちらは一流。ルイスはそんな二人と時計がいっぱいの屋敷で不思議な暮らしを始める−。ある日、屋敷に世界を破滅へと導く“時計”が隠されていることを知ったルイス。果たして、二人の魔法使いと “時計”を探し出して謎を解き、世界を救うことができるのか!?

出演/ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェット、オーウェン・ヴァカーロ、カイル・マクラクラン 他
監督/イーライ・ロス
制作/アンブリン・エンターテインメント
原作/ジョン・ベレアーズ「ルイスと不思議の時計」(静山社)
全米公開/2018年9月21日

日本公開/2018年10月12日(金)全国ロードショー
配給/東宝東和
公式サイト
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