『マーベル エージェント・オブ・シールド4』いよいよ放送開始!これまでのおさらいと新シーズンのみどころをチェック
- Akira Shijo
※本記事にはドラマ『エージェント・オブ・シールド』シーズン3までのネタバレが含まれます。
アベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが平和のために日々戦い続けるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)と世界観を共有するTVドラマシリーズ、『エージェント・オブ・シールド』。日本でも人気の高い同作のシーズン4にあたる『マーベル エージェント・オブ・シールド 4』が全国無料のBSテレビ局・Dlifeにて4月28日(土)21時よりついに放送が開始されます!
これまでのお話
『エージェント・オブ・シールド』の主人公となるのは、『アイアンマン』(08年)から『アベンジャーズ』(12年)まで、MCUの”フェイズ1”にあたる作品群を繋ぐキーキャラクターのフィル・コールソンと、彼が率いる精鋭たちのチーム。
『アベンジャーズ』における戦いの中、雷神ソーの弟・ロキの手によって命を落としたコールソンでしたが、アベンジャーたちが死亡した時のために用意されていた非常手段をニック・フューリー長官に施され復活。天才的なハッカーであるスカイや”騎兵隊”の異名をとるS.H.I.E.L.D.最強の女戦士メリンダ・メイ、天才科学者コンビのレオ・フィッツとジェマ・シモンズ、そしてブラック・ウィドウに匹敵するとも称される諜報能力を持つグラント・ウォードら、敏腕エージェントたちを集めたチームを結成します。
ソーの盟友であるレディ・シフやフューリーの右腕であるマリア・ヒルらとも協力しながら戦いを続けるうち、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14年)における悪の秘密結社ヒドラの蜂起によってS.H.I.E.L.D.は崩壊。ウォードがヒドラのスパイであったことが発覚するなど、チームは危機に立たされました。混乱が続く世界をさらなる脅威から守るため、フューリーはコールソンを新たなS.H.I.E.L.D.長官に任命します。
死から復活する際、異星人のDNAを取り込んでしまっていたコールソンは、謎の記号を書きたくなる衝動に突き動かされるようになります。記号を調査するうち、古代の地球に青い肌の異星人”クリー”が訪れていたこと、そして彼らの尖兵として改造された地球人たちの子孫が特殊能力を持った超人類”インヒューマンズ”として覚醒する可能性があることが発覚。チームの中心メンバーであったスカイことデイジー・ジョンソンも、物体を振動させるインヒューマン”クェイク”として生まれ変わり、能力に目覚めてしまったことを思い悩みます。
長官として徹底した秘密主義を貫くコールソンにチームの信頼は揺らぎ、彼に反発する旧S.H.I.E.L.D.幹部らが現れるなどさまざまな障害が立ちはだかりますが、そんなコールソンが秘匿していた飛行要塞ヘリキャリアが『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15年)におけるウルトロンの反乱を鎮圧する際に大きな助けとなったこともあり、彼らは再び結束を強めました。
そんな中、同じくインヒューマンであるデイジーの母であり、人間たちに恨みを持つ女性・ジャーインが旧人類を根絶やしにすることを計画していることが明らかに。S.H.I.E.L.D.、インヒューマン、そしてヒドラをも巻き込んだ激しい三つ巴の戦いの中、内部抗争でヒドラは崩壊し、ジャーインも命を落とします。しかしインヒューマンの因子を潜在的にもつ人間を完全なインヒューマンへと生まれ変わらせてしまう物質”テリジェン”が全地球へと拡散され、コールソンも左腕を失ってしまいました。
拡散されたテリジェンによって各地で能力者が覚醒し、世界は混乱に陥ります。チームの裏切り者であるウォードは、世界安全保障委員会の一員でもあるヒドラの幹部ギデオン・マリックのもとでバラバラとなったヒドラを再びまとめ上げ、かつて地球から遠く離れた惑星に追放された最凶のインヒューマン・ハイヴを連れ戻し世界を征服することを計画します。しかしあと一歩のところでウォードがコールソンに討たれ計画は失敗。ですがハイヴはその能力を用いてウォードの死体を乗っ取り、地球へと帰還してしまいます。
死体に寄生する能力に加え、他のインヒューマンの精神を操る能力を兼ね備えるハイヴに立ち向かうため、デイジーは電撃を操る能力を持ったリンカーン・キャンベルや、超高速移動能力を持った”ヨーヨー”ことエレナ・ロドリゲスらインヒューマンたちによる戦闘チーム”シークレット・ウォリアーズ”を結成。コールソンのチームにも新たなメンバーたちが加わり、協力してハイヴに立ち向かいました。デイジーと惹かれあっていたリンカーンをはじめとした多数の犠牲を出しながらも、S.H.I.E.L.D.はハイヴを撃退することに成功。しかし傷心のスカイはチームを離れ、S.H.I.E.L.D.に追われるヴィジランテ(自警団)として放浪の旅に出ます。
そして新たな戦いへ!
ここからは『マーベル エージェント・オブ・シールド 4』の魅力を紹介していきましょう。
まずはなんと言っても、あの”ゴーストライダー”の登場!
膨大な数が存在するマーベル・キャラクターの中でも根強い人気を誇り、ニコラス・ケイジによって実写映画シリーズが製作されたこともあるゴーストライダー。地獄の業火に燃え上がるドクロの顔とライダースジャケット、そして悪を滅殺するチェーン(鎖)がトレードマークのダークヒーローです。
今回登場するのは、バイクではなく車に乗って戦うゴーストライダー、ロビー・レイエス。コミックでも2014年に登場したばかりのニューヒーローを基にしており、最新の設定を積極的に取り込むMCUの気概が伺えます。かつて本サイトがコールソン役を演じる俳優でありマーベル・ファンでもあるクラーク・グレッグ氏に行ったインタビューでは、そんなゴーストライダーのカッコ良さ、映像の素晴らしさについても少し語られていました。
また、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16年)において締結されたソコヴィア協定のもと、全世界で覚醒を続ける超人類インヒューマンたちの処遇を巡ってしのぎを削るS.H.I.E.L.D.、アメリカ政府、そして各国政府の動向にも注目。超人が実際に存在する世界における情勢がリアルに表現されています。
さらに、S.H.I.E.L.D.に協力していた天才科学者ホールデン・ラドクリフ博士によって秘密裏に開発された女性型アンドロイド・エイダを巡るドラマも要チェックです。人間としての感情を求めてさまようエイダと、コールソン率いるチームの一員でありながらも知的好奇心に囚われ彼女の開発に加担してしまうフィッツ。歪なふたりの関係はどこへ向かっていくのでしょうか?
また、”ヨーヨー”ことエレナを主人公とし、ソコヴィア協定を巡るシーズン3と4の間の出来事を描いたスピンオフ・ショートドラマ『マーベル エージェント・オブ・シールド:スリングショット』全6話も、Dlifeアプリにて無料配信が決定!こちらは4月22日(日)より配信されており、現在は6月30日(土)まで視聴可能です。
『マーベル エージェント・オブ・シールド4』は、4月28日(土)21時より全国無料のBSテレビ局・Dlifeにて放送開始。音声切り替えのできる二か国語版は毎週土曜21:00〜22:00、日本語字幕版のみ同じく毎週土曜の26:42〜27:28に再放送予定です!
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「エージェント・オブ・シールド 4」
全国無料のBSテレビ局・Dlifeにて、4月28日(土)21:00~ 無料初放送スタート
(二)毎週土曜21:00~22:00/(字)毎週土曜26:42~27:28
© 2016 MARVEL & ABC Studios