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2016.10.23 16:06

【中隊長のNYCC参戦日記 第2回】コスプレ・コンテストいよいよ本番!

  • CYUTAICYO

NYコミコン・コスプレコンテスト 。軽い気持ちで参加することにしたのですが、かなり大きなイベントらしく、まず、書類審査があり、100名以上の応募からなんとか通過、ステージに立てる事になりました。

コミコン3日目がコンテストだったわけですが、まず午前中からプレ審査みたいなのがあり、コスチュームに着替えて指定のブースに向かいます。名前を伝えると、「ではPM1:00に来てください」と・・・・え?それだけ??時間の予約のため??これ着替えなくても良かったんじゃ・・・・仕方ないので時間までコスチュームで会場内をウロウロすることに。

実際、ちゃんと会場でコスプレしてたのはこの時間ぐらいでした。2日目もスタン・リーに会うための移動時間ぐらいしか会場でコスプレしなかったので……。なのでコスチューム装着時間は結構長かったのですが、人目に付く時間は少ない結果となりました。今、考えると純粋にコスプレして会場にいる時間を多く取ればよかったと後悔してます。もし来年も参加する事が出来るなら、とことん露出してやろうと誓いをたてました(笑)

そんなこんなで指定の時間にブースに行くと、簡易スタジオのようになっており、3人のカメラマンに順番に撮影してもらいます。あとでHPなどで使うのかな?とか思いながら(特に質問もしていない)撮影してもらいました。

腕の位置はこう!もう少し前に!ここをこうして!!注文されるがままのポーズで撮影。結構な枚数を撮影しましたが、現時点で入手できたのはこの2枚。

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ええ?!!!・・・・・・・・・・・違うよね?アイアンマンのポーズってこれじゃないよね?撮影してる時に違和感を感じてましたが、やっぱりこれじゃない(笑)

ま、終ったことなのでひとまず置いといて。撮影のあとは別室に入り、テーブルに座った審査員の前でアピールタイムです。とは言うものの、そんな高度な英会話は出来るはずもなく、全部、通訳してもらいました(笑)

アピールタイムが終ると、合格と言う事なのか認定書みたいなのをもらいました。

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あとは本番を待つのみ!って・・・その本番は20:00からなんです!!5時間以上、時間があります。すでにこの時点でコスチュームを装着して4時間以上経っていまして、身体的に本番まで装着したままでいるのは不可能なので、一度脱ぐ事にしました。脱衣のためFandomブースに向かうと、そこでネット配信のTwitchというところのインタビューを受けます。ここでも当然、通訳して頂きました^^

こんな感じ。

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ちなみに実際に配信されてる動画は見れてません(笑)

この後、コスチュームを脱いで一度ホテルに戻って休憩する事に。NYに来てから4日目で時差ボケと連日あまり寝てない事もあり、かなり疲労が溜まっていたのかも知れません・・・・ホテルで横になるとそのまま・・・Zzzzzz スマホの着信音で目覚めると、すっかりヤバい時間になってました!会場に大急ぎで向かい、慌ててコスチューム装着。アブナイ・・・もう少しで遅刻するとこでした・・・汗

参加者が揃ったところで、今回の流れやステージの説明を受けます。ひとりずつステージに上がってポージングする、という流れですが、まぁ、この辺は大体日本と同じですね。ちょっと焦ったのはステージの順番が、なんとトップバッター!前の人の見てマネすりゃいいやって考えは消え去って、ちゃんとポーズする立ち位置とか、再度確認し直しました(笑)

ステージはコミコン会場で一番大きなメインステージで、観客は4000人だそうです。凄く大きい!こんな大きな場所でパフォーマンスするのは初めてでしたが、僕はこう言うのはあまり緊張とかしないタイプですので、その大きさや観客の多さを楽しんでました^^

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そして、コンテストの結果は・・・・見事に入賞にはかすりもしませんでしたっ!(笑)なんか申し訳ありません。。。

しかし、日本からNYに行ってコンテスト出場した日本人は初だと思うので(NY在住日本人のレイヤーさんは出場してる)、次に続いてくれる日本人レイヤーの道しるべになれたら嬉しいな。いつかは日本人が優勝してみたいですね!

コンテストの最中、一つ嬉しかった事がありました。僕がステージに出る直前にオープニングでパフォーマンスしていたスーツアクターさんがいるのですが、僕がステージを終えて舞台袖に戻った時、そのアクターさんが撤収準備されていたのですが、僕の所にわざわざやって来て、「お前のアイアンマンスーツは今まで見て来たスーツの中で一番シルエットがいい、グレイトだ!」みたいな事だけ言って、去って行きました。

アイアンマンのコスプレって光ったり動いたりするギミックを付けるよりシルエットを再現する方が遥かに難しいんです。僕はとにかく劇中のシルエットに近づける努力してスーツを作ったので、ちゃんと見てくれてる人は見てくれているんだ!って少し泣きそうになりました^^

こうして入賞と言う結果は残せなったものの、とても貴重で素晴らしい経験をる事が出来ました。最初から最後までサポートしてくれた梨さん、通訳してくれたスタッフの方、そして日本から応援してくれたみなさんに感謝します。ありがとうございました。

第3回につづく)