ギレルモ・デル・トロを讃える第8回LACMA Art+Film Galaが開催!ホストはレオナルド・ディカプリオ
- Fan's Voice Staff
第8回LACMA Art+Film Galaが現地時間11月3日にロサンゼルスで開催され、今年3月のアカデミー賞で作品賞、監督賞をW受賞したギレルモ・デル・トロ監督、米国の写真家キャサリン・オピーがその功績を讃えられ、表彰されました。
LACMA Art+Film Galaは、LACMA(ロサンゼルス・カウンティ・ミュージアム・オブ・アート)がファッションブランドのグッチをプレゼンティングスポンサーとして迎え、毎年開催しているイベントで、その収益は同美術館の映画関連の展示プログラムをさらに強化する取り組みや、アートと映画の接点を模索する上映会などのさまざまな取り組みに使用されているそう。
映像関連プロジェクトのひとつとして、デル・トロ監督とともに表彰されたキャサリン・オビーをテーマにしたショートフィルム(シーニ・アンダーソン監督)の制作も予定とか。
LACMAのCEOでありウォリス・アンネンバーグ・センターのディレクターでもあるマイケル・ゴヴァンは、「2016年にLACMAで開催した初のギレルモの個展『Guillermo del Toro: At Home with Monsters』では、その独創的で活力に満ちた世界に来場者は魅了されました。彼が監督した映画作品は、伝統的なアートの概念やカルチャーの高尚さをはかるような意見には耳を貸さないようにと私たちに訴えます。時間と空間、史実とフィクション、自然とファンタジーの区別を排除するギレルモの才能が、彼を比類のない映画監督にしているのです」とデル・トロを絶賛しました。
今年のイベントは、LACMAの映画関連プロジェクトを担当しているエヴァ・チャウとともに俳優のレオナルド・ディカプリオがホストとして登場。バズ・ラーマン、コートニー・ラヴ、ダコタ・ジョンソン、ジア・コッポラ、ジャレッド・レト、デイミアン・チャゼルなど映画関係者をはじめ多くのセレブリティが参加。Beckによるスペシャル・パフォーマンスなど、ゴージャスな一夜を楽しみました。
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LACMA
ロサンゼルス・カウンティ・ミュージアム・オブ・アート(LACMA)は1965年の創設以来、歴史的、地理的の両面で広がりをもつ膨大な芸術作品を収集し、多民族都市ロサンゼルスならではの多彩な文化を代表する美術館。現在、アメリカ西海岸最大の規模を誇り、6000年以上にわたる美術史をさまざまな視点から探究する作品13万5000点以上を収蔵しています。国際的な美術館として名声と博すると同時に南カリフォルニアの文化の中心地として重要な役割も担っており、南カリフォルニアの自治体と多数のコレクションを共有しています。展覧会や各種公開講座、研究機関を通して年間の来館者は150万人を超え、さらに地域社会とのパートナーシップ、学校の課外研究プログラム、クリエイティビティの高いデジタルプログラムを通じて数百万の人々にサービスを提供しています。LACMAのメインとなる敷地は海とダウンタウンの中間に位置し、ラ・ブレア・タールピット&博物館やアカデミー・ミュージアム・オブ・モーション・ピクチャーズの予定地に隣接しています。LACMAはロサンゼルス全域への貢献を目指して、キュレーター、教育者、アーティストと協力し、郡内のさまざまな場所で展覧会やプログラムを展開しています。