『暁に祈れ』本ビジュアルが完成!著名人コメントも続々到着
- Fan's Voice Staff
汚職や殺人が蔓延するタイの悪名高き刑務所に服役し、ムエタイでのし上がっていった実在のイギリス人ボクサー、ビリー・ムーアの自伝的小説を完全映画化した『暁に祈れ』の日本版本ビジュアルが到着しました。
主人公ビリーの鍛え抜かれた背中を大きく捉え好評を博したティザービジュアルから一転、本ビジュアルは、“地獄”の刑務所に収容され、顔じゅう傷だらけになりながらも希望も感じられるビリーのまっすぐな眼差しを捉えた一枚に。左右には、実際の元囚人でもある囚人役キャストが並び、本作ならではのリアルな息づかいを感じることができます。
さらに様々なフィールドで活躍する著名人よりコメントが到着。多面的な魅力を持つ本作を表す感想の数々となっています。
那須川天心(キックボクサー)
「ビリーが試合をする度に、周りの期待や嫉妬など色々な感情があって、それを乗り越え更生していく姿に感動しました」
丸山ゴンザレス(犯罪ジャーナリスト)
「救いようのなかったクズが、リングに希望を見出す。神頼みさえも許されない監獄で、自らの拳にこそ神は宿ると信じて戦う姿は、どんなビッグマッチよりも観客を魅了する」
小島秀夫(ゲームクリエイター)
「ボクシング映画は大好物だが、こんなにも”あした”のないボクシング映画は初めてだ。リング場外から鑑賞するというのではなく、1ラウンド目から観客も地獄の様な”監獄”の中にいる感覚。さらに『ジョニー・マッド・ドック』の監督なので、最後まで”タオル”は投げ込んでくれない。覚悟しろ!」
阪本順治(映画監督)
「気弱で暴力的な私を見せつけられているような映画だった。でも、感動した。余分なものは排し、これぞ映画。主人公の人生はもどかしさを感じて生きる私たちの“いま”と地続きだ」
山口貴由(漫画家/「シグルイ」)
「ずっと殴られているような感覚。鉄を叩いて鋼にするような、そんな映画だ」
梁石日(作家)
「これほど凄まじく、美しい映画を私はみたことがない」
松原利光(漫画家/「リクドウ」)
「圧倒的な暴力と地獄の中に放り込まれたビリーを言葉でなく拳で描かれた拳闘士の物語に絶望と希望を見ました!」
藤代冥砂(写真家)
「刑務所の閉じた世界で赤裸々になる人間の血と暴力に満ちた負の本性を容赦なく描きながら、ファッションムービーの余韻がある稀有な作品」
東京ダイナマイト ハチミツ二郎(お笑い芸人)
「リアル。ヤバイなんて言葉じゃ効かない。この地獄の刑務所は本当にある。この映画、弱い奴は観れないかもしれない」
羽田圭介(小説家)
「漫然と生きるのは誰にでもできる。しかし精神は死ぬ。裸一貫になっても、なにかに夢中になれること、それが人間の幸福のほとんどを決めるのだと実感した」
本作は、『新感染 ファイナル・エクスプレス』『チェイサー』など、時代を先取るエッジーな作品を世に送り出してきたカンヌ国際映画祭の2017年ミッドナイト・スクリーニング部門にて大きな話題となり、「壮絶なパワフルさと深い感動を放つ物語」(ロサンゼルス・タイムズ)、「新星ジョー・コールの体当たりの演技が、この映画を凶暴な傑作へと昇華させた」(バラエティ)と評され、米批評家サイトのロッテン・トマトでは96%(2018年8月1日付)という高評価を獲得しています。
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『暁に祈れ』(原題:A Prayer Before Dawn)
ボクサーのビリー・ムーアは、タイで自堕落な生活を過ごすうちに麻薬中毒者になってしまう。ある日、警察から家宅捜索を受けたビリーは逮捕され、タイで最も悪名高い刑務所に収容される。そこは殺人、レイプ、汚職が横行する、この世の地獄のような場所だった!死と隣り合わせの日々を過ごすビリーだったが、所内に設立されたムエタイ・クラブとの出会いが彼を変えていく。世界的なベストセラーをベースにした真実の物語。
監督・脚本/ジャン=ステファーヌ・ソヴェール
原作/ビリー・ムーア「A Prayer Before Dawn: My Nightmare in Thailand’s Prisons」
出演/ジョー・コール、ポンチャノック・マブラン、ヴィタヤ・パンスリンガム
2017年/イギリス・フランス/英語、タイ語/シネスコ/117分/日本語字幕:ブレインウッズ
日本公開/2018年12月8日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷&有楽町、シネマート新宿ほか全国順次公開
提供/ハピネット+トランスフォーマー
配給/トランスフォーマー
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