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2026.05.14 12:00

是枝裕和監督『箱の中の羊』本編シーン映像が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された是枝裕和監督最新作『箱の中の羊』の本編シーン映像が解禁されました。

息子を亡くして2年、建築家の音々(綾瀬はるか)と工務店の二代目社長を務める健介(大悟)の甲本夫婦は、息子・翔(桒木里夢)の姿をしたヒューマノイドを迎え入れることになる。彼が到着した日、「おかえり」と駆け寄り喜びを隠さない音々と、戸惑いを隠せない硬い表情の健介。「パパだよね」と問いかけられた健介は、「おじさんでええよ」と答えるのだった。少しずつ動き始める家族の時間。静かに広がっていく波紋。ほどなく予期せぬ事態が起こり、夫婦がそれぞれに抱く息子の死への想いが露わになっていくのだった。夫婦とは?家族とは?彼らは大きな決断に迫られる。そんな中、ヒューマノイド翔は密かにヒューマノイドの仲間たちとつながり始める──。

到着した映像は、甲本家にヒューマノイドの翔がやってくるシーン。車から降りてきた翔に、「おかえり、翔」と声をかけ、うれしさを隠しきれない様子で家の中へ招き入れる音々。その一方で、どこか戸惑いをにじませた複雑な表情を浮かべる健介。部屋の中で、翔の取扱説明書を見ながら、GPSや知的レベルの設定を一つひとつ確認していく音々。たくさん話しかけることでそれに応え、健やかに成長していくという設定を聞き、「たまごっちやん」と言う健介、険しい表情で睨む音々。さらに音々が電源ボタンの位置や充電の表示を確かめていく中、健介はうつむきながら「ルンバやん」と呟き、野球の試合へ行くと言ってその場を後にしてしまい──。ヒューマノイドを前向きに受け入れようとする音々と、距離を取ろうとする健介の、喪失の深さを際立てるシーンとなっています。

是枝監督は綾瀬と大悟の印象的なシーンについて、後半で登場する夫婦喧嘩のシーンを挙げ、その理由について、「ひとりのトーンが変わると相手も変わってきます。衝突をどのぐらいの感情のぶつかり合いにするかはテイクごとに違うので、珍しく10テイクぐらい撮っているんです。喧嘩のシーンで初めて二人が向き合うように、それまでのシーンでは座り方も含めて横並びにするなど、なるべく二人が向き合わないようにしています」と語っています。

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『箱の中の羊』

監督・脚本・編集:是枝裕和 
出演:綾瀬はるか、大悟(千鳥)、桒木里夢、清野菜名、寛一郎、柊木陽太、角田晃広、野呂佳代、星野真里、中島歩、余貴美子、田中泯
音楽:坂東祐大
製作:若松央樹、依田巽、市川南、田中優策
プロデューサー:松崎薫、伴瀬萌
共同プロデューサー:小竹里美
製作:フジテレビジョン、ギャガ、東宝、AOI Pro.
制作プロダクション:AOI Pro.
2026年/126分/G

日本公開:2026年5月29日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:東宝・ギャガ
公式サイト
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