『シークレット・メロディ』ウォン・ジナより日本のファンへ向けたメッセージ映像が到着!
- Fan's Voice Staff
2007年に台湾で大ブームを巻き起こした青春映画の金字塔を原案とした韓国映画『シークレット・メロディ』に出演するウォン・ジナより、日本のファンへ向けたスペシャルメッセージ映像が到着しました。
幼少の頃から天才少年ピアニストとして活躍してきたユジュン(ド・ギョンス)は、ドイツで将来を嘱望されたもののスランプに陥り、静養のため韓国へ帰国。編入した音楽大学で聞こえた美しいメロディに魅かれ練習室を訪ねると、弾いていたのは同じ3年生のジョンア(ウォン・ジナ)だった。目が合った瞬間、運命の音に導かれるように惹かれ合い、一緒に時を過ごす二人。ところが、ある日を境に逢いたいのに逢えない日が続き、そんな中、ジョンアがさりげなく放った言葉を思い出したユジュンは、取り壊しの始まった練習室へ向かい──。
これまで個性あふれるキャラクターを様々演じ、確実にキャリアを積み上げているウォン・ジナ。メガホンを取ったソ・ユミン監督は現場での佇まいについて「撮影現場に入るとすぐに大きな声で『こんにちは!』と挨拶し、どんなに離れていてもジナさんが来たことがすぐにわかります。その元気な挨拶にはいつも思わず笑ってしまいます」と振り返っています。
音楽大学を舞台に描かれる本作で、ユジュンとジョンアの出会いと未来の運命の鍵を握っているのが“ピアノ”。実はウォン・ジナはピアノ初心者だったようで、「ピアノだけでなく、楽器を演奏するということ自体が初めての経験でした」とコメント。楽譜に番号を書き、それを見ながら手で追っていくという練習を重ねたそうで、「何度も楽曲を聞きながら、今はどの音程を間違えたのかをしっかりとキャッチする必要がありました。たくさん聴くという練習もしました。また、家にピアノを借りて、1日6時間くらい練習をしました」
さらに、「先生からは身体の動かし方も教わりました。前後に動かすポイントや、どのタイミングで楽譜をめくったら良いのかなどについても教えていただきました」と、演奏面だけでなく細かい部分までピアニストとしての見え方に意識を向けていたことが伺えます。
ソ・ユミン監督も「印象に残っているのは、撮影中に私の部屋がジナさんの隣の部屋だったことです。休憩時間に自室で絵コンテを見ていると、隣の部屋からジナさんが[SECRET]の曲をピアノで練習する音が聞こえてきました。たとえ離れていても、それぞれの部屋で一緒に映画の準備をしているような気持ちになり、心強く感じました」
様々な解釈ができる余白を残して描かれる本作について、ウォン・ジナは「観ている人の気持ちを大事にしてほしいなと思います。『こうあったら良いな』という願いから、それぞれの答えを決めてもらいたいなと思います」と語っています。
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『シークレット・メロディ』(英題:Secret: Untold Melody)
監督:ソ・ユミン
原案:ジェイ・チョウ
出演:ド・ギョンス(EXO)、ウォン・ジナ、シン・イェウン、ペ・ソンウ、カン・マルグム
2025年/韓国/韓国語/1時間43分/G
日本公開:2025年10月3日(金)より、新宿ピカデリー他全国公開
配給:クロックワークス
公式サイト
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