『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』11月8日緊急公開決定!日本版予告編&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
イスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフ自らが公開中止を求めて訴訟を起こそうとした衝撃のドキュメンタリー映画『The Bibi Files』が、邦題を『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』として11月8日(土)より緊急公開されることが決定し、日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。
強硬的な政治姿勢で物議を醸すベンヤミン・ネタニヤフ。彼は在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であり、2017年、彼の汚職捜査の過程で秘密裏に制作チームにリークされた未公開の警察尋問映像には、メディアや財界との贈答や利益供与の実態が記録されていた──。
予告編では、警察の尋問に対して高圧的に接し、自分に対する疑惑を徹頭徹尾「嘘」だと決めつけ、時には余裕たっぷりに映画『ゴッドファーザー』の有名なセリフ「友を近くに置け、敵はもっと近くに置け」を引用するネタニヤフの姿が。彼の汚職がいかに国家の腐敗を招いていったのかを証言するのは、イスラエルの国内諜報機関シンベトの元長官、ネタニヤフの元広報担当、著名な国内の調査報道ジャーナリストたち。
ネタニヤフが有罪回避のため極右勢力と結託し、長期政権の下でイスラエルを分断し民主主義を危機にさらした過程を描き出したのは、ユダヤ人の父とドイツ人の母の間に生まれ、『アニタ 反逆の女神』(24年)の日本公開も控えるアレクシス・ブルーム監督。アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『「闇」へ』(07年)や同賞ノミネートの『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』(06年)などで知られ、米エスクァイア誌にて「現代で最も重要なドキュメンタリー作家のひとり」と称されるアレックス・ギブニーが製作総指揮を務めています。
本国イスラエルでは上映禁止、親イスラエルの米国でも劇場公開されていないにもかかわらず、昨年度のアカデミー賞ではショートリストに選出されるなど、国際的に大きな注目を集めた必見のドキュメンタリーです。
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『ネタニヤフ調書 汚職と戦争』(原題:The Bibi Files)
はじまりは小さな贈り物だった…。極秘リークされたイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフとその側近たちの警察尋問映像には、ニュースの裏側にある彼らの隠された私生活が描き出されていた。その疑惑が公になったとき、ネタニヤフの権力への欲望は肥大化し、やがて恐るべき悲劇がもたらされる。
製作総指揮:アレックス・ギブニー
監督・製作:アレクシス・ブルーム
2024年/イスラエル・アメリカ/英語、ヘブライ語、アラビア語/115分/カラー/日本語字幕:額賀深雪
日本公開:2025年11月8日(土)シアター・イメージフォーラムにて公開
配給:トランスフォーマー
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