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2025.09.11 17:00

『君と私』日本版予告編&本ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

第45回青龍映画賞にて最優秀脚本賞と新人監督賞の2部門を受賞した『君と私』の日本版予告編と本ポスター、新場面写真12点が解禁されました。

修学旅行の前日。セミ(パク・ヘス)は、教室で不思議な夢を見た。胸騒ぎを覚えたセミは学校を抜け出し、想いを寄せるハウン(キム・シウン)の病室へと走る。自転車との衝突で脚をけがしたハウンは、修学旅行を諦めて入院中なのだ。セミは、一緒に修学旅行に行こうと必死でハウンを説得し、ビデオカメラを片手に何とか旅費を工面しようとする。しかしどこか煮え切らないハウンの態度に、セミの抑えていた感情がついに溢れ出す。心に秘めてきた想いを、今日こそ伝えたい。お互い言葉にならない気持ちを抱えたまま、2人だけの夜が訪れた━━。

到着した本ポスターは、制服姿で抱き合うセミとハウンを捉えたもの。中央左下の原題ロゴは、チョ・ヒョンチョル監督の直筆。邦題のロゴは、デザインを担当したアートディレクターの脇田あすかが、原題ロゴの温もりや質感を汲み取りながら、新たに手書きで制作しました。

2014年4月に韓国で発生したセウォル号沈没事故を題材に、済州島行きの修学旅行を明日に控えた二人の女子高校生が過ごす夢のような1日を描いたのは、ドラマ『D.P.-脱走兵捜査官-』など、名バイプレーヤーとして多種多様な役柄で俳優として活躍する俳優チョ・ヒョンチョル監督。およそ7年をかけて完成させた長編監督デビュー作について、「劇中のシーンが夢のように見えたらいいと思った。光が豊かで、生きて動いているように見えてほしかった」と語っています。

撮影には、これまでドキュメンタリーや広告映像、MVなどを中心に手がけ、長編映画ほぼ未経験の新進気鋭の映像作家DQMを抜擢。音楽を、日本でも人気の高い4ピースバンドHYUKOH/ヒョゴのリーダー兼メインボーカルを務めるOHHYUK/オヒョクが手掛け、韓国カルチャーシーンを牽引するクリエイターが集結しています。

第45回青龍映画賞では、最優秀作品賞の『ソウルの春』、アカデミー賞ノミネート作品『パストライブス/再会』などをおさえ、新人監督ながら最優秀脚本賞を受賞。第60回百想藝術大賞では、女性の多様な人生と感情を描き出した秀作をテーマに、ファッションブランドGUCCIが選出するGUCCI IMPACT AWARDを受賞しました。

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『君と私』(英題:The Dream Songs)

修学旅行を明日に控えた高校生のセミ(パク・ヘス)は、教室で不思議な夢を見た。不吉な胸騒ぎを覚えたセミは、足の骨折で入院中のハウン(キム・シウン)のもとへ向かう。長い間、心に秘めていた思いを、今日こそ伝えなければいけない気がしたからだ。しかし、どうしても一緒に修学旅行に行きたいセミと、どこか煮え切らない態度のハウンは、些細な口喧嘩をきっかけに、お互いの気持ちを伝えられないまま、すれ違っていってしまう──。

監督:チョ・ヒョンチョル
脚本:チョ・ヒョンチョル、チョン・ミヨン           
出演:パク・ヘス、キム・シウン、オ・ウリ、キル・へヨン、パク・ジョンミン
撮影:DQM
音楽:OHHYUK/オヒョク
2022/韓国/118分/ビスタ/5.1ch/字幕翻訳:廣川芙由美/G

日本公開:2025年11月14日(金)より 渋谷ホワイトシネクイント他 全国順次公開
配給:パルコ
公式サイト
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