マイク・リー監督『ハード・トゥルース 母の日に願うこと』10月24日公開決定!日本版ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
イギリスの巨匠マイク・リー監督の最新作『Hard Truths』が、邦題を『ハード・トゥルース 母の日に願うこと』として10月24日(金)より全国公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルと場面写真11点が解禁されました。
ロンドンで、配管工の夫や20代の無職の息子と暮らすパンジー(マリアンヌ・ジャン=バプティスト)。いつも怒ってばかりの彼女は朝から家族にも小言ばかり。外出してもその怒りは収まらない。一方、そんな彼女の妹シャンテル(ミシェル・オースティン)は、陽気な性格のシングルマザー。二人の娘と暮らし、家庭内では笑いが絶えない。母の日を迎え、パンジーはシャンテルの提案で、亡くなった母の墓参りにしぶしぶ出かけるが──。
これまで、『秘密と嘘』(96年)、『家族の庭』(10年)といった代表作でも、家族の絆を通じて社会の片隅で生きる庶民たちの真実を描き続けてきたマイク・リー監督。80代となった彼は今回初めて、ロンドンで生きる黒人たちの日常生活をテーマにし、いつも通り撮影前は脚本を用意せず、俳優との即興的なリハーサルを重ねることで物語の骨組みを作り上げ、人間のリアルな感情に迫りました。
パンジー役のマリアンヌ・ジャン=バプティストは、『秘密と嘘』でアカデミー助演女優賞にノミネート。それから25年以上が経過し、さらに円熟した演技で、激しい怒りを見せつつ繊細な揺れもある女性の内面を見事に体現します。
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『ハード・トゥルース 母の日に願うこと』(原題:Hard Truths)
監督・脚本:マイク・リー
出演:マリアンヌ・ジャン=バプティスト、ミシェル・オースティン
2024年/イギリス/英語/97分/シネスコ/5.1ch/日本語字幕:岩辺いずみ
日本公開:2025年10月24日(金)新宿シネマカリテほか全国公開
提供:ニューセレクト
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
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