『おーい、応為』新場面写真9点が解禁!
- Fan's Voice Staff
葛飾北斎の弟子であり、娘として数十年を共にした葛飾応為(かつしかおうい)を、長澤まさみ主演で描いた映画『おーい、応為』の新場面写真9点が解禁されました。
浮世絵を含め芸術は男の世界だった江戸時代において、北斎(永瀬正敏)の娘という境遇はありながらも、数少ない女性の絵師として活躍した葛飾応為(長澤まさみ)。「美人画では敵わない」と北斎も認めるほどの絵の才を持ちながらも、短気で気が強く、煙草がやめられない豪快さを併せ持ち、夫と喧嘩の末に離縁し出戻り、北斎が90歳で亡くなるまで弟子として娘として、北斎と共に暮らし続けた応為。自分の心に正直に情熱を燃やし続けた彼女が最後につかんだ幸せとは──。
到着した場面写真では、浮世絵師として江戸の芸術界を駆け抜けた謎多き応為が愛犬・さくらを大事そうに抱く姿や、飴を片手に屈託のない笑みを浮かべる様子、さらには、寝転びどこか一点を見つめる物憂げな雰囲気を放つ姿が切り取られています。
さらに、北斎の門弟で応為の友人・善次郎(=渓斎英泉/髙橋海人)と、同じく北斎の門弟で売れっ子の絵師・初五郎(=魚屋北渓/大谷亮平)の間に挟まれながら、無邪気な笑顔を見せる応為の姿も。友人であり兄弟でもあるような、良き理解者となっていく善次郎と、誠実で穏やかな佇まいで応為にとって自然と心惹かれる存在となっていく初五郎。両者との関係にも注目です。
加えて、凄まじい集中力と迫力で絵を描き上げていく父・北斎の横顔や、画材や絵で散らかり放題の長屋で過ごした、父との何気ない生活を切り取ったカットも。父娘として、そして師弟として、北斎と生涯をともにする応為。自由気ままに暮らしているように見えながらも、魂を削るように絵筆を握り続ける北斎を見つめ、その背中を追い続ける日々を過ごした応為の知られざる人生とは──?
応為役を演じた長澤まさみは、「知れば知るほど味わい深い人物で、実際に彼女に会ってみたい、見てみたいと思いました。絵や北斎に対しては、まるで人生そのものをかけているようで、勇ましく神々しい。その全てに、私は憧れを抱きながら演じました」と振り返っています。
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『おーい、応為』
脚本・監督:大森立嗣
キャスト:長澤まさみ、永瀬正敏、髙橋海人
原作: 飯島虚心「葛飾北斎」(岩波文庫刊)、杉浦日向子「百日紅」(筑摩書房刊)より「木瓜」「野分」
日本公開:2025年10月17日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:東京テアトル、ヨアケ
公式サイト
©︎2025「おーい、応為」製作委員会