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2025.08.06 18:24

【8月31日開催】『テレビの中に入りたい』Fan’s Voice独占試写会 参加者募集

  • Fan's Voice Staff

第74回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で上映されたA24製作によるメランコリックスリラー『テレビの中に入りたい』が9月26日(金)より全国順次公開されます。

90年代、アメリカ。郊外での日々をただやり過ごしているティーンエイジャーのオーウェンにとって、謎めいた深夜のテレビ番組「ピンク・オペーク」は生きづらい現実世界を忘れさせてくれる唯一の居場所。同じくこの番組に夢中になっていたマディとともに、二人は次第に番組の登場人物と自分たちを重ねるようになっていき──。

監督&脚本を手掛けたのは、トランスフェミニンでノンバイナリーであることを公表している新進気鋭のジェーン・シェーンブルン。2021年に発表した『We’re All Going to the World’s Fair』に続き、シェーンブルンが「スクリーン三部作」と呼ぶ連作の2作目となります。

繊細な少年期から人生の歩みを進めていく主人公のオーウェン役を演じたのは、Netflixシリーズ『ゲットダウン』(16年)でブレイクを果たし、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18年)や『名探偵ピカチュウ』(19年)といった大作でも活躍するジャスティス・スミス。クィアであることを公表している彼は「この映画に絶対出たい」と熱望したといいます。クールな年上のマディ役を演じたのは、ノンバイナリーであることを公表しており、2025年にブリジット・ランディ=ペインという旧名から改名したジャック・ヘイヴン。

オーウェンとマディの鏡合わせ的な存在であり、自由や解放のシンボルとなる劇中番組『ピンク・オペーク』のヒーロー、イザベルとタラを演じるのは、次世代の実力派として注目されるヘレナ・ハワードと、「スネイル・メイル」とのバンド名義でヴォーカルとギターを務めるリンジー・ジョーダン。今回が俳優デビューとなったジョーダンは、スネイル・メイルとして、スマッシング・パンプキンズの名曲「Tonight, Tonight」のカヴァーも劇中に提供しています。

A24と共同製作を手掛けたのは、俳優エマ・ストーンが設立し、すでに『哀れなるものたち』(23年)や『リアル・ペイン~心の旅~』(24年)といったオスカー受賞作も生み出している新鋭スタジオのフルーツ・ツリー。今回はストーンと、パートナーで共同経営者のデイヴ・マッカリーが共に、シェーンブルン監督の脚本に惚れ込んでの参加となりました。

音楽を手掛けたのは、現代アメリカきってのシンガーソングライターとして知られるアレックス・G。

撮影には35mmフィルムを使用。劇中の『ピンク・オペーク』の映像も35mmで撮影され、ポストプロダクションでVHSとベータマックスに変換することで、夢と現実、映画とテレビの狭間のように感じられる独特の質感を作り出しました。

第74回ベルリン国際映画祭パノラマ部門をはじめ数々の映画祭で上映されると「唯一無二の傑作」「変幻自在の不穏さ」「型破りな映画」「この映画を表すなら“リンチ的”という言葉を使いたい」と絶賛され、第40回インディペンデント・スピリット賞では作品賞を含む主要5部門にノミネート。全米公開は2024年5月3日に4館での限定公開から始まり、瞬く間に評判を呼び、5月17日には469館に拡大。公開から1周年記念で新たなグッズが発売されるなど、続々と“中毒者”を生み出し続けています。

公開に先駆け、8月31日(日)に本作の先行試写会をFan’s Voice独占で実施します。参加ご希望の方は次の通りご応募ください。応募多数の場合は、抽選とさせていただきますのでご了承ください。

【応募方法】
次の3ステップを完了してください。
①「Fan’s Voice」公式X(Twitter)アカウントをフォローする(@FansVoiceJP
②「Fan’s Voice」によるこちらの投稿をリポスト(RT)する
③下記応募フォームへ必要事項を記入・送信

【応募締切】
第一次締切:2025年8月11日(月・祝)23時59分
第二次締切:2025年8月18日(月)23時59分
第三次締切:2025年8月25日(月)23時59分

※各締切後に、募集人数を締切回数に応じて配分した人数を当選数とした抽選を行います。先の抽選で落選された方は、以降の抽選でも対象とさせていただきますので、複数回のご応募は不要です。

『テレビの中に入りたい』Fan’s Voice独占試写会
日時:2025年8月31日(日)13:30開場/14:00開映/16:15終演予定
会場:ユーロライブ
会場住所:東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F
募集人数:75組150名
ゲスト(予定):大島依提亜(グラフィックデザイナー)
※上映後にゲストを迎えたトークイベントを実施予定です
※上映時間:100分

【ご注意事項】
・ご当選者には各締切日以降にメールでご連絡します。
・当選者ご本人さまのみご参加いただけます。同伴の方はご入場いただけません。
・ご応募は、日本在住の方に限らせていただきます。興行、配給および広告宣伝、媒体従事者を含む業界関係者はご参加になれません。ほか応募内容に不明な点がある場合、違反行為が確認される場合は応募および当選を無効とすることがあります。
・18歳未満の方は保護者の同意を得てからご応募ください。13歳未満の方はご応募いただけません。
・上映中の写真撮影、動画撮影、録音行為はいかなる場合でも禁止いたします。
・試写室内での飲食はご遠慮ください。
・開映後の入場は、いかなる理由がございましてもお断りいたします。
・当選権は換金できません。当選権の譲渡・転売は禁止とさせていただきます。
・当日はメディア取材が入り、お客様が映像等に映り込む場合があります。
・会場までの交通費及び個人的な飲食・宿泊費等は、当選者様ご自身のご負担となります。また、移動中及び会場内での事故等のトラブルについての責任は負いかねます。
・本イベントに応募される方は、本記事の記載事項および応募規約に同意されたものとみなします。
・その他、本イベントへのご参加にあたっては、主催者の指示及び会場のルールに従っていただきます。
・都合により、予告なくイベント内容が変更・中止となる場合があります。予めご了承ください。

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『テレビの中に入りたい』(原題:I Saw the TV Glow)

毎週土曜日22時半。謎めいた深夜のテレビ番組「ピンク・オペーク」は生きづらい現実世界を忘れさせてくれる唯一の居場所だった。ティーンエイジャーのオーウェンとマディはこの番組に夢中になり、次第に番組の登場人物と自分たちを重ねるようになっていく。しかしある日マディは去り、オーウェンは一人残される。自分はいったい何者なのか?知りたい気持ちとそれを知ることの怖さとのはざまで、身動きができないまま、時間だけが過ぎていく──。

監督・脚本:ジェーン・シェーンブルン
キャスト:ジャスティス・スミス、ジャック・ヘイヴン、ヘレナ・ハワード、リンジー・ジョーダン(スネイルメイル)
共同製作:Fruit Tree
100分/PG12

日本公開:2025年9月26日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開!
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
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