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2025.07.18 18:00

『顔を捨てた男』主演セバスチャン・スタンらのインタビュー映像が解禁!

  • Fan's Voice Staff

第74回ベルリン国際映画祭主演俳優賞(銀熊賞)、第82回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞したA24新作『顔を捨てた男』の主演を務めたセバスチャン・スタンらのインタビュー映像が解禁されました。

顔に極端な変形を持つ、俳優志望のエドワード(セバスチャン・スタン)。自分の気持ちを閉じ込めて生きる彼は、ある日、外見を劇的に変える過激な治療を受け、念願の新しい顔を手に入れる。別人として順風満帆な人生を歩み出した矢先、目の前に現れたのは、かつての自分の「顔」にそっくりな男オズワルド(アダム・ピアソン)。その出会いによって、彼の運命は想像もつかない方向へと逆転していく──。

日本では先週から公開されるや、SNS上で「今年イチの映画」「もう一度すぐに観に行きたい傑作」「ずっと前のめりで観てた」といった声があがり、平日にも満席回がでる盛況ぶりとなっています。

到着した映像は、主人公エドワード役のセバスチャン・スタン、エドワードの人生を狂わせるキーパーソンであるオズワルド役のアダム・ピアソン、監督・脚本のアーロン・シンバーグの3人が舞台裏を語るもの。

「アダムに備わるカリスマ性を表現したかった」というシンバーグ監督が執筆した脚本を最初に読んだ時の印象として、ピアソンは「最高だった。カウフマン的な映画になると思った」、スタンは「まず、物語の展開に驚愕した。どのようにストーリーが進むか予測できなかった。脚本の中に引きずり込まれる感覚だった」とコメント。

スタンは主演に加えてエグゼクティブプロデューサーも務めており、『パスト ライブス/再会』(23年)のプロデューサーとして知られるクリスティーン・ヴェーコンと仕事ができたことを「彼女と仕事をするのが夢だった」「大きな好機だった」といい、「映画の撮影が決まり、配給会社に売り込みに行ったよ。A24が引き受けてくれた」と明かしています。

ハリウッドを代表するメイクアップアーティストのマイク・マリノとの舞台裏エピソードも公開。これまで、『THE BATMAN −ザ・バットマン−』(22年)、『星の王子 ニューヨークへ行く 2』(21年)でアカデミー賞にノミネートされ、引っ張りだこのマリノは、別作品の現場との兼ね合いで、朝5時に「エドワード」の特殊メイクをせねばならず、スタンはその後撮影が始まる11時まで、特殊メイクをした状態で街に繰り出し、役作りに励んでいたとのこと。

マリク・マリノは本作で3度目となるアカデミー賞ノミネートを獲得しました。

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『顔を捨てた男』(原題:A Different Man)

監督・脚本:アーロン・シンバーグ
出演:セバスチャン・スタン レナーテ・レインスヴェ アダム・ピアソン
撮影:ワイアット・ガーフィールド
編集:テイラー・レヴィ
音楽:ウンベルト・スメリッリ
製作:クリスティーン・ヴェイコン、ヴァネッサ・マクドネル、ガブリエル・メイヤーズ
2023年/アメリカ/英語/カラー/ 1.85:1 /5.1ch /112分/PG12

日本公開:2025年7月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
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