『舟に乗って逝く』日本版予告編が解禁！

中国の映画サイト「豆瓣」で8点以上の高スコアをマークした、期待の若手監督チェン・シャオユー（陳小雨）のデビュー長編『舟に乗って逝く』の日本版予告編が解禁されました。

たくさんの運河があり、かつては舟が生活の要だった町・徳清。昔、舟で嫁入りしたという母に重い病気が見つかり、その治療を巡り、上海でアメリカ人の夫と暮らす長女と、旅のガイドをしながら風来坊のように暮らす弟の意見が食い違い──。

予告編の最後、長女役のリウ・ダン（金鶏賞助演女優賞受賞）が病床の母親に歌いかけるメロディは、日本人にも童謡として馴染みのある「むすんでひらいて」。この楽曲はもともとは18世紀のフランスの思想家ジャン＝ジャック・ルソーが作り、日本だけでなく世界中に広まり、中国でも愛されているもの。中国での歌詞は「舟」にまつわるもので、映画のテーマ曲のようにもなっています。

1994年生まれのチェン・シャオユー（陳小雨）監督は、水郷として有名で“中国のベネチア”と言われる江南地域の湖州市徳清出身。トロントへの留学を経て、故郷・徳清に自身の製作会社を立ち上げ、本作を撮影しました。

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『舟に乗って逝く』（英題：Gone with the Boat）

監督・脚本・編集：チェン・シャオユー（陳小雨）
出演：ゴー・ジャオメイ（葛兆美）、リウ・ダン（劉丹）、ウー・ジョウカイ（呉洲凱）
製作：ホアン・ファン（黄帆）
撮影：ホアン・イーチュアン（黄一川）
美術：ドン・シャオジェン（鄧暁珍）
音響：チャン・イン（張印）
作曲：ユーション（愚生）
99分／2023／原題：乘船而去

日本公開：2025年6月13日（金）グランドシネマサンシャイン 池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
配給：ムヴィオラ、面白映画
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