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2025.04.16 8:00

北村有起哉主演『逆火』予告編&ポスターが解禁!

  • Fan's Voice Staff

北村有起哉を主演に迎えた内田英治監督最新作『逆火』の予告編とポスタービジュアル、追加キャストが解禁されました。

映画監督を夢見る助監督の野島(北村有起哉)の次の仕事は、貧困のヤングケアラーでありながらも成功したARISA(円井わん)の自伝小説の映画化。ところが、周辺で話を聞くうちに彼女に“ある疑惑”が浮上。この女は、悲劇のヒロインか、それとも犯罪者なのか?

到着した予告編では、助監督の野島がARISAの疑惑を追及していく様子が捉えられています。「実話」と銘打たれた「新作映画」の感動ストーリーが嘘だとしたら?名声を気にする監督、大ごとにしたくないプロデューサーといった撮影を中断したくない面々が、真実を追求する野島に圧力をかけ、やがて野島自身の日常も崩壊し翻弄されていくことに──。

現代社会の抱える問題や矛盾を、映画制作現場という舞台を通して炙り出していく、内田英治監督の原案によるヒューマンサスペンス。オリジナル脚本を手掛けたのは、『サイレントラブ』(24年)でも内田とタッグを組んだまなべゆきこ。

苦労して自伝小説で成功したARISA役に円井わん、理想論を振りかざす映画監督役にかもめんたるの岩崎う大、揉め事を回避したいプロデューサー役に片岡礼子、野島の妻役に大山真絵子、野島の娘役に中心愛。

以下、コメントが到着しています。

円井わん(ARISA 役)
逆火でARISAを演じさせて頂きました。
内田英治監督の作品が俳優デビューの私としては、今回このような大役を頂けたことをとても嬉しく思います。
現代においての様々な闇をテーマに展開される社会派ヒューマンサスペンスです。何を大事にすべきか、何を天秤にかけるべきか、何を正義とするのか。北村有起哉さん演じる主人公の野島に降りかかる問題に観客の皆様も翻弄される作品となっている事と思います。私自身、脚本を拝見した段階で多くの事を調べ多くの事を疑いました。
今を生きる皆様に本当に観ていただきたい作品になっております。「逆火」が沢山の方の目に留まりますように。是非劇場でお待ちしております。

内田英治(監督)
「逆火」は個性的な俳優たちがのびのびと演技し、映画界の裏側をリアルに表現をすることができた。理想がおかしな方向に向いてしまう映画監督を、お笑いの世界で活躍する岩崎う大さんが静かながらに不気味な雰囲気を作ってくれている。そして主人公の妻を演じた大山真絵子さんは、現代社会を鋭く反映させた母親像を熱演した。さらには近年めきめきと評価を高めている円井わんさん。私の映画「獣道」で最初に彼女を見たとき、個性の塊だと思った記憶がある。その個性で、「逆火」にも不思議な世界観を作ってくれており、サスペンス感を強めることが出来た。自由であることがウリのインディーズスタイル。俳優たちの個性がぶつかり合いをぜひ見ていただきたい。

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『逆火』

北村有起哉、円井わん、岩崎う大(かもめんたる)、大山真絵子、中心愛、片岡礼子、岡谷瞳、辻凪子、小松遼太、金野美穂、島田桃依
原案・監督:内田英治
脚本:まなべゆきこ
音楽:小林洋平
プロデューサー:藤井宏二、関口海音
製作:映画『逆火』製作委員会(Libertas/Yʼs Entertainment Factory/DASH/move)
制作プロダクション:Libertas
2025年/日本/108分/カラー/シネスコ/5.1ch/PG12 

日本公開:2025年7月11日(金)テアトル新宿ほか全国順次公開
配給:KADOKAWA
公式サイト
©2025「逆火」製作委員会