News

2025.04.10 18:51

早川千絵監督『ルノワール』カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出!

  • Fan's Voice Staff

『PLAN 75』の早川千絵監督最新作『ルノワール』が第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、ワールドプレミアされることが決定しました。

日本がバブル経済真っ只中だった80年代後半の夏、闘病中の父と、仕事に追われる母と暮らす11歳の少女・フキの物語。

早川監督作品がカンヌ国際映画祭に選出されるのは、「ある視点」部門でカメラドール特別賞を受賞した前作『PLAN 75』に続き3年ぶり2度目。

主人公・フキを演じるのは、多数の候補者の中からオーディションで主演に大抜擢された鈴木唯。フキの母・詩子役に石田ひかり、父・圭司役にリリー・フランキー、フキが出会う大人たちを、中島歩、『PLAN 75』に続く河合優実、そして坂東龍汰が演じています。

以下、コメントが到着しています。

早川千絵(監督)
『ルノワール』を共に作り上げたキャスト、スタッフ、全ての関係者の皆さんにまずは感謝を伝えたいです。
そして、映画を作り始めたばかりの私に最初にチャンスを与えてくれたカンヌ映画祭が、この映画を温かく迎え入れてくれたことに気が引き締まる思いです。

鈴木唯
『ルノワール』がカンヌ映画祭コンペティション部門に出品されると聞いたとき、びっくりしたしとても嬉しかったです!嬉しくて飛び跳ねてしまいました。これからどうなっていくかワクワクしています!!
早川監督、ルノワールを一緒に作った皆さんおめでとうございます!

石田ひかり
早川監督、スタッフキャストの皆さんと創り上げた映画『ルノワール』が、カンヌ映画祭の審査を通過し、「コンペティション」部門に出品されるとの報せを受け、言葉に出来ないほどの幸せと感謝と感動と興奮を覚えております。この作品に参加できただけで充分に満足し、幸せでしたのに、一俳優としてカンヌの地を踏む日が来るなんて考えたこともなかったので、ただただ驚きと興奮の中にあります。『ルノワール』が、カンヌを始め、世界に羽ばたく瞬間を、全ての瞬間を、心に刻みつけてきます。
早川監督、スタッフの皆さん、おめでとうございます!!(まだまだ心の整理が付きませんが、少しでもフランス語でスピーチ出来るよう特訓を始めます!)

==

『ルノワール』

1980年代後半のある夏。11歳のフキは、両親と3人で郊外の家に暮らしている。ときには大人たちを戸惑わせるほどの豊かな感受性をもつ彼女は、得意の想像力を膨らませながら、自由気ままに過ごしていた。ときどき垣間見る大人の世界は、刺激的だけどなんだか滑稽で、フキは楽しくて仕方ない。だが、闘病中の父と、仕事に追われる母との間にはいつしか大きな溝が生まれていき、フキの日常も否応なしに揺らいでいく──。

出演:鈴木唯、石田ひかり、中島歩、河合優実、坂東龍汰、リリー・フランキー 
脚本・監督:早川千絵
企画・制作:ローデッド・フィルムズ

日本公開:2025年6月20日(金)新宿ピカデリー他全国ロードショー
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト
© 2025「RENOIR」製作委員会 / International Partners