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2024.12.11 10:00

『ペパーミントソーダ』ディアーヌ・キュリス監督よりコメントが到着!

  • Fan's Voice Staff

フランス映画界における女性監督の先駆者ディアーヌ・キュリスが少女時代の体験を基に脚本を書き上げ監督したデビュー作『ペパーミントソーダ』(77年)の日本初公開に際し、日本のファンに向けた監督コメントが到着しました。

両親が離婚し、厳しい母とパリのアパルトマンで暮らす13歳のアンヌと15歳のフレデリックの日常風景を、時にコミカルに、時に切なく描いた物語。

1977年の公開当時、フランスでは300万人を動員の大ヒット。ルイ・デリュック賞、全米ナショナル・ボード・オブ・レビューでは外国語映画賞に輝き、ニューヨークタイムズ紙ではフランソワ・トリュフォー監督の『大人は判ってくれない』の少女版と評されました。製作40周年記念としてデジタル修復版がフランスやアメリカで公開され、米批評サイトRotten Tomatoesでは91%フレッシュという高評価を獲得しています。

今月12月3日に76歳になったばかりのディアーヌ・キュリスはコンスタントに映画を撮り続けており、最新監督作は、息子サーシャ・スパーリングが脚本を手がけたファニー・アルダン主演の『Ma mère est folle』(18年)。2023年には夫アレクサンドル・アルカディとともに『Le Petit Blond de la Casbah』のプロデューサーに名を連ねています。

ディアーヌ・キュリス監督 ©Rita Scaglia

以下、到着したコメントです。

ディアーヌ・キュリス(監督)
『ペパーミントソーダ』がついに日本で公開されると知り、興奮を抑えられません!!
ワクワクしています!
長い年月を経て、私の最初の作品を発見してもらえるのはとても嬉しいです。
観客の皆さまに楽しんでもらえることを心から願っています。
特に日本は大好きなので。日本は私にとって心のよりどころです。
ARIGATO!

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『ペパーミントソーダ』4K修復版(原題:Diabolo menthe)

監督:ディアーヌ・キュリス
主演:エレオノール・クラーワイン
1977年/フランス映画/1時間41分/カラー/英題:Peppermint Soda

日本公開:2024年12月13日(金)渋谷 ホワイト シネクイントほか公開
提供:RIPPLE V 、3DAP Japan LLC
配給:RIPPLE V
公式サイト