ニュートの恩師は元祖“最もセクシーな男”!若きダンブルドアを演じるジュード・ロウに注目!
- Fan's Voice Staff
世界総興行収入約900億円、日本でも73.5億円の大ヒットを記録し“ファンタビ”現象を巻き起こした『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。その続編でハリー・ポッター魔法ワールドの最新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が11月23日(金・祝)より全国ロードショーとなります。
最新作では、主人公のニュートとティナ、クイニー、ジェイコブなどの仲間達、ジョニー・デップが演じる最強の敵・グリンデルバルドなどが続投、さらにパワーアップした作品になることが予想されますが、中でも注目すべきは、若かりし頃のダンブルドア先生がニュートの恩師として登場すること。
その重要な役を演じるのは、英国の美男子ブームを牽引した俳優、ジュード・ロウです!
コリン・ファースやジェイソン・ステイサムらとともにイギリス出身俳優の代表格として挙げられ、その端正なルックスと気品ある色気から多くの女性ファンをもつジュード・ロウ。2004年には米People(ピープル)誌が毎年選出する”最もセクシーな男性”にイングランド人として初めて選ばれました。サッカー日本代表のオフィシャルスーツのサプライヤーとしても知られる英ファッションブランド、ダンヒルのイメージモデルなども務めるなどその容姿もさることながら、舞台でキャリアを積んだ演技力でも定評のある実力派です!
本記事では、近年渋みを増してきた元祖英国イケメンの魅力と確かな演技力を堪能できる出演作をご紹介します。
『リプリー』(1999年)
自由奔放な魅力を持つ大富豪を熱演!
アラン・ドロン主演の名作『太陽がいっぱい』(60年)の原作であるパトリシア・ハイスミスの小説の再映画化。マット・デイモン、ケイト・ブランシェット、グウィネス・パルトロウら豪華キャストの共演も話題になりました。
ニューヨークに住むトム・リプリー(デイモン)は、偶然出会った大富豪にヨーロッパで豪遊する放蕩息子を連れ戻してほしいと依頼されます。依頼を引き受けて赴いたイタリアで出会った息子ディッキー(ジュード)は、自由とジャズを愛する美青年。彼とともにバカンスを過ごすうち、トムは彼の魅力に次第に惹かれていく──。
本作でジュードは、自由奔放で男女を問わず周囲から愛される魅力を持ち、トムの人生を狂わせていく大富豪の息子、ディッキー・グリーンリーフを好演。20代の彼が放つ瑞々しい色気と時折見せる影のある表情は、男女を問わず多くの観客を魅了し、大きな注目を集めることになりました。本作でジュードはアカデミー賞助演男優賞にノミネート、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞。People誌では、原題『The Talented Mr.Ripley』にちなんで”The Talented Mr.Law”と評されて話題に!
『A.I.』(2001年)
美しき男娼ロボットを見事に体現!
故スタンリー・キューブリックの企画を引き継ぎ、スティーブン・スピルバーグがメガホンを取ったSF作品。日本でも興行収入97億円を記録し、同年の洋画No.1ヒット作となりました。
人口に制限をかけられ、ロボットが様々な役割を代替するようになった未来。新型の少年型ロボット、デイビッドは植物状態になってしまった息子をもつ一家のもとで、息子の代わりとして共に生活をするように。しかし、実の息子が目覚めたことを機に、居場所を失ったデイビッドは森に捨てられてしまいます。デイビッドは、道中で出会ったロボットのジョー(ジュード)と共に母の愛情を求めて旅に出ます。
本作でデイビッドの旅の相棒となる男娼ロボットのジョーを演じ、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされたジュード。彼のセクシーな魅力と、浮世離れした端正な顔立ちはジョーのキャラクターにピタリと合致し、まさにハマリ役!今作で彼が見せる目の動きを極力抑えた演技は、ジョーのロボットとしての無機質さを際立たせています。また、人間になりたいと強く願うデイビッドに感化されたジョーが、デイビッドとの別れ際に残した”I am. I was!(僕は生きた!そして消える!)”という叫びは、本作を象徴する名台詞となりました。
『シャーロック・ホームズ』(2009年)
気品と強さを兼ね備えたハイスペック英国紳士!
『アイアンマン』(08年)をはじめとしたマーベル・スタジオ作品でお馴染みのロバート・ダウニー・Jrと共演を果たしたバディ・ムービー。コナン・ドイルによる同名小説シリーズの数ある映像化作品の中でも、アクションシーンに重点を置いた構成が効いて、アクション映画としてもスマッシュヒットに。
監督は、イギリスを代表する監督の一人、ガイ・リッチー。 探偵シャーロック・ホームズ(ダウニー・Jr.)と相棒のジョン・ワトソン(ジュード)が逮捕に貢献し、彼らの眼前で絞首刑に処されたはずのブラックウッド卿が数日後に復活、再び姿を現します。ブラックウッドとその背後で暗躍する組織の陰謀にたどりついた2人は、持ち前の知力と体力を駆使し、事件解決のために奔走します。
ホームズのエキセントリックな言動に振り回されながらも、彼の右腕として常にホームズを支え続けるワトソンを演じたジュードは、今作で英国紳士としての魅力を炸裂!身なりに無頓着なホームズに対し、ツイードのセットアップとハットを華麗に着こなすワトソンの姿はまさに英国紳士そのもの!医師としての信頼が厚く、元軍人らしく武術にも覚えありというハイスペックぶりは、ホームズに暴露されてしまうギャンブラーや女たらしな一面がかすむほど。2人の軽妙な会話の応酬や息の合った共闘シーン、相互依存的な関係性からブロマンス映画としても楽しめること間違いなし!2011年には続編『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』が公開され、第3弾が2020年12月25日にアメリカで公開されることが発表されています。
さらに、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『コールド マウンテン』(03年)など、多くのハリウッド映画でもその輝きを放っているジュード。
最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で重要な役割を果たすことが予想される若きダンブルドアを彼がいかに演じるのか、また、ニュートを演じる新世代の英国俳優でアカデミー賞を受賞したエディ・レッドメインとどのような化学反応を見せてくれるのか、大いに期待されます!
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『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(原題:Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald)
シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者ニュートに、最強の敵が登場!ある日、ニュートは魔法界と人間界を脅かす「黒い魔法使い」グリンデルバルドが逃げ出したことを知る。ホグワーツの恩師ダンブルドア先生から彼を追うことを託されたニュートは、仲間や魔法動物たちとともにパリへ向かう。パリではグリンデルバルドが言葉巧みに賛同者を増やし、勢力を広げていた。そしてその手はついに仲間たちにまで‐‐‐。果たしてニュートと仲間たちはこの最大の危機から世界を救えるのか!?
監督/デイビッド・イェーツ
脚本/J.K.ローリング
プロデューサー/デイビッド・ヘイマン
出演/エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、ゾーイ・クラヴィッツ、カラム・ターナー、クローディア・キム、ウィリアム・ナディラム、ケビン・ガスリー、カーメン・イジョゴ、ポピー・コービー=チューチ、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ
日本公開/2018年11月23日(金・祝)全国ロードショー 3D/4D/IMAX 同時公開
配給/ワーナー・ブラザース映画
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Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights©J.K.R.