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2024.10.04 11:00

『アンデッド/愛しき者の不在』2025年1月17日公開決定!

  • Fan's Voice Staff

『わたしは最悪。』のレナーテ・レインスヴェが主演を務める北欧メランコリックホラー『Handling the Undead』(英題)が、邦題を『アンデッド/愛しき者の不在』として2025年1月17日(金)に日本公開されることが決定し、場面写真3点が解禁されました。

現代のノルウェー、オスロ。息子を亡くし、悲しみに暮れていたアナ(レナーテ・レインスヴェ)の父マーラー(ビヨーン・スンクェスト)は、墓地で微かな音を聞き、埋められていた孫の身体を家に連れて帰ります。鬱状態だったアナは生気を取り戻し、人目につかない山荘に親子で隠れ住みますが、還ってきた最愛の息子は瞬きや呼吸はするものの、全く言葉を発しない様子。そんな時、招かれざる訪問者が山荘に現れる一方で、別の家族のもとにも悲劇と歓喜が訪れ──。

MVや短編映画を手がけてきた1989年生まれのテア・ヴィスタンダル監督の長編デビュー作。『マルホランド・ドライブ』(01年)に衝撃を受けて映画業界に入ったという彼女は、本作のインスパイア作品リストとして『惑星ソラリス』(72年)や『ミツバチのささやき』(73年)、黒沢清監督の出世作『CURE キュア』(97年)、『エコール』(04年)、『SHAME -シェイム-』(11年) などを挙げています。

2005年に発表した同名小説の作者で本作品の脚本をヴィスタンダル監督と共に手掛けたのは、大ヒット映画『ぼくのエリ 200歳の少女』(08年)、『ボーダー 二つの世界』(18年)の脚本で知られるスウェーデンの鬼才ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト。フィクショナルな存在をマイノリティのメタファーとして描いてきた気鋭の作家が、本作ではアンデッド(生ける屍)を登場させ、愛の所在を問いかけます。

第40回サンダンス映画祭では、サウンドデザイナーが審査員特別賞を受賞。ノルウェーのアカデミー賞と呼ばれるノルウェー国際映画祭のアマンダ賞に6ノミネートされ、4冠を獲得、英国と北米の配給権をNEONが獲得したことでも注目を集めました。

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『アンデッド/愛しき者の不在』(英題:Handling the Undead)

原作・共同脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
監督・共同脚本:テア・ヴィスタンダル
出演:レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ビヨーン・スンクェスト、ベンテ・ボシュン、バハール・パルス
2024年/ノルウェー・スウェーデン・ギリシャ/カラー/シネスコ/DCP/ノルウェー語・スウェーデン語・フランス語・ペルシャ語/98分

日本公開:2025年1月17日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか公開
提供:東北新社
配給:東京テアトル
公式サイト
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