空音央監督『HAPPYEND』本予告&新場面写真11点が解禁!
- Fan's Voice Staff
第81回ベネチア映画祭オリゾンティ部門に選出された新鋭・空音央監督の長編劇映画デビュー作『HAPPYEND』の本予告と新場面写真11点が解禁されました。
XX年後のとある都市。変わりゆく社会の中で、変わらない友情を育んでいた幼馴染で大親友の高校生のユウタ(栗原颯人)とコウ(日高由起刀)。予告編はテクノサウンドが響くクラブシーンから始まり、大好きな音楽に身をゆだね、ふざけながらいつもの仲間たちと楽しく過ごす二人の姿が描かれます。ところが、学校の中庭に黄色い車がそびえ立ち、少しずつ不穏な空気が漂い始め、コウに「普通の日本人とはデモグラフィックが違う」と言い放つ校長(佐野史郎)、AI監視システム、何かに弾圧される人々、ガタガタと揺れる学校。ついに衝突した二人の選び取る未来は、果たして“HAPPYEND”なのか──。
到着した場面写真は、真っ直ぐにそびえ立つ黄色い車、クラブで楽しむユウタとコウの姿、赤い枠で囲まれる生徒たちなど、謎多き『HAPPYEND』の世界観が垣間見えるカットの数々となっています。
第81回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門でイタリア現地時間9月2日(月)にワールドプレミアされ、第49回トロント国際映画祭、第62回ニューヨーク映画祭、第29回釜山国際映画祭での上映も決定しています。
以下、応援コメントが到着しています。
濱口竜介(映画監督)
見終えた後もずっと『HAPPYEND』の登場人物たちが自分の中を生きている。
遥かな未来への予感を抱かせる、空音央と若者たちの出発点。
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『HAPPYEND』
ユウタとコウは幼馴染で大親友。仲間たちと音楽を聴いたり悪ふざけをしながら毎日を過ごしていた。高校3年のある晩、こっそり忍び込んだ学校でユウタはとんでもないいたずらを思いつく。翌日いたずらを発見した校長は激昂し、学校に四六時中生徒を監視するAIシステムを導入する騒ぎにまで発展。この出来事をきっかけに、大学進学を控えるコウは自らの将来やアイデンティティについて深く考えるようになる。その一方で、変わらず楽しいことだけをしていたいユウタ。2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめ──。
出演:栗原颯人、日高由起刀、林裕太、シナ・ペン、ARAZI、祷キララ、中島歩、矢作マサル、PUSHIM、渡辺真起子、佐野史郎
監督・脚本:空音央
撮影:ビル・キルスタイン
美術:安宅紀史
プロデューサー:アルバート・トーレン、増渕愛子、エリック・ニアリ、アレックス・ロー
製作・制作: ZAKKUBALAN、シネリック・クリエイティブ、Cinema Inutile
2024/日本・アメリカ/カラー/DCP/113分/5.1ch/1.85:1
日本公開:2024年10月4日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給:ビターズ・エンド
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