『ヒットマン』グレン・パウエルの七変化写真&メイキング映像が解禁!
- Fan's Voice Staff
リチャード・リンクレイター監督のクライムコメディ『ヒットマン』で主演を務めたグレン・パウエルの“七変化写真”とメイキング映像が解禁されました。
主人公は、普段は冴えない大学教授でありながら、おとり捜査で偽の殺し屋に扮し殺しの依頼をしてくる「依頼人」たちを次々と逮捕へ導いていくゲイリー・ジョンソン(グレン・パウエル)。
到着した場面写真では、そんなゲイリーが偽のヒットマンに扮し“七変化”する姿が切り取られています。
このキャラクターは主にグレン・パウエル、ヘアメイク担当のタラ・クーパー、そして衣装担当ジュリアナ・ホフパワーによる壮大な共同作業によって作られたもの。当初は20人ほどのキャラクターが作られたといい、パウエルは「クレイジーなプロセスだった。人を殺したいと思う依頼人に対してゲイリーがどうペルソナを被るかは、依頼人が何を求めているかによって変わる。依頼人が少年の場合、ヒットマンのキャラクターは屈強そうなSFから出てきたアクションヒーローのようにした。ヒットマンたちの人格は直前までリック(リンクレイター監督)には見せなかった。ヘアメイクのテストも見せなかった。だから毎回、私がヒットマン姿で控え室から出て行く時はいつも楽しかった。色々なキャラクターを噛み砕き、カメレオンのようでなければならない。こういうキャラクターを演じるのはプレッシャーもあるけど、俳優にとっての夢でもある」とそのプロセスを明かしています。
映像では、「ゲイリー・ジョンソンが使いうるレベルのリアルで違和感のない道具やテクニックを考える必要があった」と拘りを語るパウエル。さまざまなキャラクターの特徴や、話し方、趣味・嗜好まで詳細なペルソナが準備され、例えばパウエルが演じた殺し屋の一人のディーンは、赤毛にそばかす、眉毛がなく、歯並びがおかしく、ソシオパスの連続殺人鬼で、悪夢のようなキャラクター、という設定が作られました。眉毛や歯並び、瞼、髪型など少しの変化で顔の印象がガラッと変わり、解禁された映像や写真からは、全てが同じ人とは思えないクオリティの高さが伺えます。
リンクレイター監督は「私たちはゲイリーの変装に全力を注いだ。グレンとタラは少し楽しみすぎたかもしれないが、とても楽しかった。私はこの二人を称賛したい」と賛辞を送っています。
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『ヒットマン』(原題:Hit Man)
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター&グレン・パウエル
キャスト:グレン・パウエル、アドリア・アルホナ、オースティン・アメリオ、レタ、サンジャイ・ラオ
2023年/アメリカ映画/英語/115分/シネスコ/カラー/5.1ch/日本語字幕:星加久実/PG12
日本公開:2024年9月13日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
配給: KADOKAWA
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