グー・シャオガン監督『西湖畔に生きる』日本版ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
中国の人気俳優ウー・レイを主演に迎えたグー・シャオガン監督の山水映画第二弾『西湖畔に生きる』が〈中国公開版・新字幕〉で公開されることが決定し、日本版ポスタービジュアルが解禁されました。
前作『春江水暖〜しゅんこうすいだん』同様、舞台は中国・杭州市。世界遺産であり、最高峰の中国茶・龍井(ロンジン)茶の生産地としても有名な西湖のほとりに暮らす母(ジアン・チンチン)と息子(ウー・レイ)が主人公。母が働いていた天上のように美しい茶畑と、あるきっかけから堕ちてしまう違法ビジネスの地獄。息子は母をなんとか救い出そうとしますが──。
『春江水暖』に続き「山水画の世界をさらに映画で極めたい」と、自ら名付けた「山水映画」の新しい映画表現に挑戦しているグー・シャオガン監督。日本版ビジュアルは、その意図を強く反映し、ビジュアル上部には葉影が揺れ、木漏れ日を頬に受けて、目を閉じるウー・レイ。下部には、怪しげな洗脳が行われる違法ビジネスの世界が描かれています。
昨年10月に東京国際映画祭でワールドプレミアされた際には、来日したグー・シャオガン監督や主演のウー・レイ、ジアン・チンチンらが顔を揃え、チケットは瞬殺となる大盛況に。その後、監督自ら編集や効果など加えて細かにブラッシュアップし、人気アーティストのチェン・リー(陳粒)の主題歌を加えた中国公開版が完成。今回の日本公開では、東京国際映画祭時とは異なる新字幕で上映されます。
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『西湖畔に生きる』(英題:Dwelling by the West Lake)
監督:グー・シャオガン
撮影監督:グオ・ダーミン
音楽:梅林茂
出演:ウー・レイ、ジアン・チンチン、チェン・ジエンビン、ワン・ジアジア
2023年/中国映画/118分/原題:草木人間
日本公開:2024年9月27日(金)新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
配給:ムヴィオラ、面白映画
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