『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』アレクサンダー・ペイン監督よりメッセージ動画が到着！

Fan's Voice Staff

第96回アカデミー賞作品賞など5部門にノミネートされた『ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ』のアレクサンダー・ペイン監督より日本公開に寄せたメッセージ動画が到着しました。

到着した映像では、バカンスや家族のもとに戻った人々を尻目に、まるで“置いてけぼり”になったように学校に取り残された教師ハナム、生徒アンガス、料理長メアリーの3人が織りなす物語について、「かなり複雑な3人のキャラクターが意外な家族像を作り、お互いを愛する方法を人間的でエモーショナルな形で見つけていく物語」と説明しています。

さらに、ボストンに向かった3人が入ったレストランでのユーモラスな出来事を捉えた本編シーンも解禁。アンガスはチェリー・ジュビリーを希望しますが、“大人のお菓子”なため、店員は注文を受けようとしない様子。ハナムはその融通の利かない態度を口汚く批判し始め、そっと制止したメアリーは、店外でチェリー・ジュビリーを楽しもうと注文の仕方を変更。3人は駐車場でお手製のチェリー・ジュビリーを味わうことにしますが──。

このシーンをはじめ、劇中に起こるささやかながらもコミカルな事件のいくつかは、脚本を務めるデヴィッド・ヘミングソンの実体験に基づいたもの。監督は、「私は映画的な人生よりも、実生活に近い主人公とストーリーが好きなんです」と語るが、まさにそれを体現するような場面でもあります。

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