『ロイヤルホテル』日本版予告編&新場面写真6点が解禁!
- Fan's Voice Staff
ワーキングホリデーに来た女性2人に襲い掛かる身の毛もよだつ悪夢を描いたスリラー『ロイヤルホテル』の日本版予告編と新場面写真6点が解禁されました。
旅行で訪れたオーストラリアでお金に困った親友同士のハンナ(ジュリア・ガーナー)とリブ(ジェシカ・ヘンウィック)は、荒れ果てた田舎にある古いパブ「ロイヤルホテル」に滞在し、バーテンダーとしてワーキング・ホリデーをすることに。予告編では、そんな2人が客たちからのハラスメントにより、次第に追い詰められていく様子が描かれています。差別用語を放つ店主ビリー(ヒューゴ・ウィーウィング)、「前かがみで酒を出しな」と揶揄う中年女性客、椅子を蹴り上げ脅す男性客など、ハラスメントのオンパレード。電波も通じない、バスもほとんど来ない、閉鎖的な場所に隔離された彼女たちを待ち受ける結末とは──。
到着した場面写真は、怪訝そうな顔で何かを見つめるハンナ、笑顔で接客するリブ、アルコール依存症の店主ビリー、そして斧を持ったハンナに迫る男性の姿など、不穏な空気が漂うものとなっています。
監督を務めたキティ・グリーンは、本作の舞台にもなったオーストラリア・メルボルン出身で、『Ukraine Is Not a Brothel』(13年)でドキュメンタリー監督としてデビュー。Netflixオリジナル『ジョンベネ殺害事件の謎』(17年)を手掛け、2017年に巻き起こった#Me Too運動に自身初の劇映画の題材を見出し、職場におけるハラスメント問題を題材にした『アシスタント』(19年)で劇映画デビューを果たしました。
モデルとなったのは、2016年に『Hotel Coolgardie(原題)』としてドキュメンタリー映画化された、オーストラリアに実在するパブ。このドキュメンタリーは、ノルウェーの女性バックパッカー2人が住み込みで働く中でハラスメントを受ける様子を詳細に記録。キティ・グリーン監督は審査員を務めた映画祭でこのドキュメンタリー映画を目にし、そこからインスピレーションを受け、『アシスタント』の主演ジュリア・ガーナーやスタッフを再集結して、本作を作り上げました。
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『ロイヤルホテル』(原題:The Royal Hotel)
監督・脚本:キティ・グリーン
脚本:オスカー・レディング
プロデューサー:リズ・ワッツ、エミール・シャーマン、イアン・カニング
撮影:マイケル・レイサム
作曲:ジェド・パーマー
出演:ジュリア・ガーナー、ジェシカ・ヘンウィック、ヒューゴ・ウィーヴィング、トビー・ウォレス、ハーバート・ノードラム
2023/オーストラリア/91分/2.39:1/カラー/5.1ch/字幕:田沼令子
日本公開:2024年7月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
配給:アンプラグド
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