黒沢清監督『蛇の道』本予告&本ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
1998年に公開された傑作サスペンスを、黒沢清監督がオールフランスロケによりセルフリメイクした日仏共同製作映画『蛇の道』の本予告と本ポスターが解禁されました。
娘の復讐に燃える父・アルベール(ダミアン・ボナール)と復讐に手を貸す精神科医・小夜子(柴咲コウ)が病院で出会い、協力して犯人と思われる男を誘拐、監禁し、徹底的に復讐を実行していく様子から始まる本予告。「長かった復讐もゴール間近ね」とつぶやく小夜子に、アルベールが「君の協力のおかげだ」と感謝を伝え、この復讐は終わるはずだったところ、娘の死はある組織の陰謀によるものだということが明らかに。小夜子の患者である吉村(西島秀俊)は、処方された薬を飲み「まさかこれ毒じゃないですよね」と不気味な笑みを浮かべ、小夜子の夫・宗一郎(青木崇高)もオンライン越しに登場するなど、復讐と並行して小夜子の身の回りで奇妙な出来事が起こっていることが垣間見えます。「そろそろ ゲームを終わらせましょう?」という小夜子のセリフで予告は締めくくられますが、復讐の果てに待つ、衝撃の真相とはいったい何なのか──。
全編フランスロケ、フランス語にて撮影された本作の主演を務めた柴咲コウは、他人の復讐に協力する謎に包まれた精神科医という難しい役どころを、撮影の約半年前からフランス語のレッスンを受け、見事に演じきりました。
殺された娘の復讐に燃える男・アルベール役を演じるのは、主演作『レ・ミゼラブル』(19年、ラジ・リ監督)が第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞し、セザール賞主演男優賞にノミネートされたフランスのダミアン・ボナール。
黒沢監督初の試みとなるセルフリメイク作品として、26年の時と国境を越え、完全版“リベンジサスペンス”として蘇る本作。フランスの映画制作会社CINEFRANCE STUDIOS(シネフランス・スタジオ)とKADOKAWAが共同製作を手掛け、「僕のこれまでのキャリアの中で最高傑作ができたかもしれない」と監督自身が語る、真骨頂ともいえる作品が完成しました。
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『蛇の道』
何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)。偶然出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。“誰に、なぜ、娘は殺されたのか”。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真相。その先に待っているのは、人の道か、蛇の道か。
監督・脚本:黒沢清
出演:柴咲コウ、ダミアン・ボナール、西島秀俊、青木崇高
フランス、日本、ベルギー、ルクセンブルク/フランス語
原案:『蛇の道』(1998年大映作品)
製作:CINEFRANCE STUDIOS、KADOKAWA
日本公開:2024年6月14日(金)全国劇場公開
配給:KADOKAWA
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