『フューチャー・ウォーズ』5月10日公開決定!日本版予告編&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
フランスで初登場2位を記録したSF映画『The Visitor from the Future』(英題)が、邦題を『フューチャー・ウォーズ』として5月10日に公開されることが決定し、日本版予告編とポスタービジュアルが解禁されました。
2555年、終末の危機に瀕していた人類を救うため、立ち上がった一人のタイムトラベラー。彼に課せられた使命は2022年に戻り、世界を変えた“ある事件”を阻止し、歴史を変えること。ところが、歴史の改変を阻止すべく時間警察の追手が迫り──果たして、男は未来を変えることは出来るのか?
監督を務めたフランソワ・デスクラックは2009年、当時暮らしていた学生寮の小さな部屋で、本作でタイムトラベラーに扮した友人のフローラン・ドリンと共に、彼らが愛して止まない『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ターミネーター』などの傑作を念頭に置き、SF作品を作り上げるべく日夜語り明かしたといいます。アイディアは湯水の如く湧き上がるものの、実現に必要な予算はなく、そこで彼らは、制約を逆手に取ることに。予算に合わせた物語を作ろうと、予算ゼロのスタートから、毎日3エピソードを撮り続けて誕生したのが本作の基になるWEBシリーズでした。それから13年、フランスでカルト的な人気を博したWEBシリーズは小説やコミックなどのメディアミックスを果たし、満を持して劇場映画として製作されました。
デスクラック監督は「土曜日の夜に家族が集まって団欒の場で観るような、そんな作品です。もちろん友人とでも構いません。90年代に私が見に行っていたような、誰もが楽しめる映画にしたかった」と語っています。
脚本の執筆にとりかかるにあたり、プロデューサーから「製作費のことは気にせず、1,200万ユーロあるつもりで書きなさい」と言われたデスクラック監督は、実際には400万ユーロという限られた製作費に合わせて臨機応変に対応しなければならなかったといい、WEBシリーズやテレビで培った経験は、その時に大いに役立ったとのこと。
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『フューチャー・ウォーズ』(英題:The Visitor from the Future)
監督・脚本・製作:フランソワ・デスクラック
出演:アルノー・デュクレ、フローラン・ドリン、エンヤ・バルー、ラファエル・デスクラック、スリマン=バプティスト・ベルフン
2022年/フランス・ベルギー/フランス語/カラー/シネマスコープ/5.1ch/101分/原題:Le Visiteur du futur/日本語字幕:井村千瑞/G
日本公開:2024年5月10日(金) 新宿バルト9 ほか全国ロードショー
配給:クロックワークス
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