“ステイサム学会”監修!『MEG ザ・モンスター』の魅力と人生におけるステイサムという存在
- Fan's Voice Staff
200万年前に実在した超巨大ザメが現代に甦る海洋パニック・エンターテイメント超大作『MEG ザ・モンスター』が9月7日(金)より全国公開されます。
地球で最も深い海とされるマリアナ海溝を超える深海が発見された。この人類未踏の地に挑む海洋探査チームが発見してしまったのは、200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメ“MEG”(メガロドン)だった。MEGは全長23メートル、体重20トン、その歯の大きさは25cmという。想像を絶する巨体を誇る。その大きさは都内を走る路線バス2台分の長さと同等。深海から目覚めたMEGは人類に牙をむき、恐怖の渦に陥れる。果たして人類はこの恐怖に立ち向かうことができるのか──。
米国をはじめ、日本より先駆けて本作が公開された国々では、ステイサム主演作史上空前の大ヒットを記録中で、全世界興収は4億ドルを突破。国内の一般試写では”ビビり度97%越え”というアンケート結果となり、「今まで見たサメ映画で一番怖かった!」「ドキドキで震えが止まらない!最強同士の戦い!毎日見たい!」「興奮がサメやらない!」と、MEGの恐怖に度肝を抜かれた興奮のコメントが噴出しています。
さらに本作でなんと言っても注目なのが、主演の深海レスキューダイバー、ジョナス・テイラー役を演じた『ワイルド・スピード』シリーズのジェイソン・ステイサム。
実は日本には「ステイサム学会」なるものが存在しています。構成メンバーは学会員DIEsuke(@eroerorocknroll)と学会補佐デッドプー太郎(@deadpootarou)の二人。このお二人は「ビーパワーハードボイルド」という、映画を、そしてステイサムを愛してやまない映画サイト(ブログ)を運営するコンビです。
感想コメントでは 「ステイサム最高!」「ステイサム様の安心感は絶大」といった声から、「ステイサム&サメ、もはや2大ジャンルと化した2匹の怪物の共演」とまで囁かれる、ステイサムの魅力、『MEG ザ・モンスター』大ヒットの学会的見解などを、ステイサム学会のお二人に、語っていただきました。
──まず、お二人の自己紹介をお願いします。
DIEsuke「我々はビーパワーハードボイルド、そしてステイサム学会です。主に映画について愚にもつかないことを長年にわたりワーワーとtwitterやらwebサイトを通じて喚いてきました。そうです、お察しの通りヒマ人です!その開始以来、一人の男を追い続けてきました。それがジェイソン・ステイサムという俳優です」
デッドプー太郎「”漫画であればゆでたまご先生、音楽ならB’zのように二人で楽しく映画を紹介したい、自分達が無理しない範囲で!”をモットーにかれこれ4年近く活動し、ダラダラと人生の黒歴史を更新しております!この度、映画宣伝会社様のご乱心・・・否、ご厚意でジェイソン・ステイサム主演『MEG ザ・モンスター』についてコメントだけでなく、このようにインタビューまでも実施いただきました」
──MEGに主演ステイサムと聞いた時の感想は?
DIEsuke「全国のステイサム学会員待望の最新作『MEGザ・モンスター』。”半年ステイサム作品を観ないと、深刻なステイサム不足になる”というのが学会の通説でありますが、久しぶりのステイサム作品とあって、あらすじも景気が良いですよね!漢気と類まれな戦闘力を悪党相手にスクリーンで発揮してきたステイサムが、20mを超える古代の巨大ザメと激闘を繰り広げる。真っ当に生きている方なら、このあらすじを聞いて”どんな映画だ!?”と言いたくなるでしょう。我々ステイサム学会も、ステイサム vs. 巨大ザメの映画が作られる!というニュースを初めて見たときは流石に我が目を疑いました。果たして本当に作られるのか、この映画は…と」
デッドプー太郎「徐々に出てくる撮影現場での様子にも、”ステイサムと巨大ザメ…?本当かよ!?”と、実現されるわけがないと無視を決め込み、記事をネットで目にしても”これは何かの間違いだ”とそっとブラウザを閉じたことが記憶に新しいです」
──今作のステイサムは、これまでのステイサムと何か違いはありますか?
デッドプー太郎「まず言い切ってしまうと、果てしなくいつものステイサムです。アウトローな立ち振る舞い、キレのある格闘、弔辞変わりに放つブリティッシュ・ジョーク…長年私たちが愛してきた地に足のついたフーリガンです。ただし!本作で彼が”ネクストレベル”に進んだ事は間違いありません!太古よりアクションスターが飛躍するにあたって必ず通らなければならない道があります。それは、人知を超えた脅威に挑む!人類を超越した無茶をする!なんでも一人で出来るDIY精神!です。思い出してみてください。シュワルツェネッガーはジャングルで死のピタゴラスイッチをこしらえてプレデターに挑みました。スタローンは『クリフハンガー』(93年)で雪山をランニングシャツ一枚(のちにセーター追加)で爆走しました。ブルース・ウィリスは『ダイ・ハード』(88年)でチノパンをぼろぼろにして一人でテロリストを壊滅させましたね。そのすべての要素が詰まった本作のクライマックスでの、必殺ステイサムカッターはまさにオーバー・ザ・ヒューマンビーイング!」
DIEsuke「いつものステイサムではありますが、本作は、”MEGのデカさ”、”予算”、”ヒロインが美人”などなどと色々スケールアップしたおかげで、それらの”いつものステイサム要素”が近年まれに見るほどの破壊力を発揮している。我々ステイサム学会も、まさか巨大ザメ映画でさえも己のスタイルを貫くとは夢にも思っていなかったところです。例え超大作であろうが小規模の作品であろうが、我々ファンが抱いているであろう己のパブリックイメージを大幅に裏切らない、このブレなさこそがステイサムの強さとも言えるのではないでしょうか? 本作の全米大ヒットは、今までの作品で地道に積み重ねてきたイメージが無駄ではなかった証左であろう!と当学会は考えております」
──ステイサム作品の魅力とはどこにあるのでしょう?
DIEsuke「先に少し触れましたが、ステイサムの強さはその芯の通ったブレなさだと思います。このブレなさが魅力に繋がっていますね!現代社会においてブレないというのは何より難しいと思います。学校、仕事、町内会…人それぞれ抱える環境があり、どうしても周りに流されてしまいがち。そんな時、心の中のステイサムが顔を出すんですよ。日常生活において真似したくなるのがステイサムという俳優。何も今すぐ人を殴れ!とか、職場や学校を爆破しろ!と言うことではないです。具体的に言えば、危機的状況にも動じない、大事なことは一言で済まし、誰にも媚びない。人呼んでステイサム精神。これなんですよ!現代社会に必要なのは!『MEG ザ・モンスター』での巨大ザメとの激闘を通じて放つ”ステイサム・メッセージ”は現代社会を生きる我々にビシバシと突き刺さること間違いなしです」
デッドプー太郎「とにかく劇場に向かってください。サメの数だけ興奮があり、そして何より50を超えて新たなステージに突入したジェイソン・ステイサムを見て何も感じない人はいないはずです!決して守りに入らない、媚びない。そんな男だからこそ成し遂げた34か国でのナンバー1、全世界興収4億ドル突破!奇跡を劇場で目撃しましょう!!」
──お二人とも、ありがとうございました!
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『MEG ザ・モンスター』(原題:THE MEG)
人類未踏の地とされる「マリアナ海溝」を超える深海が発見された。沖合に海洋研究所を構えた探査チームが最新の潜水艇で深海へと繰り出す。生物がほとんど存在しない冷たい深海の海域を超えると、そこには温かな海域が存在し、幻想的な未知の生物世界が広がっていた。世紀の発見に心を躍らす研究チームだったが、巨大な“何か”に襲われ、身動きがとれなくなってしまう。深海レスキューのプロである、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)を救助に向かわせるが、彼の目に飛び込んできたのは200万年前に絶滅したと思われていた実在する巨大ザメ”メガロドン”だった──!
監督/ジョン・タートルトーブ
原作/スティーヴ・オルテン
出演/ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、レイン・ウィルソン、ルビー・ローズ、マシ・オカ、ほか
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/113分/映倫:G指定
日本公開/2018年9月7日(金)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか IMAX3D 4D 全国公開
配給/ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
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