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2024.02.03 8:00

杉咲花主演『朽ちないサクラ』6月21日公開決定!ティザービジュアルが解禁!

  • Fan's Voice Staff

柚月裕子の小説「朽ちないサクラ」を主演・杉咲花で実写映画化し、6月21日(金)より全国公開されることが決定し、ティザービジュアルが解禁されました。

「孤狼の血」「佐方貞人」「合理的にあり得ない」など数々のシリーズが映像化されている大藪春彦賞作家・柚月裕子の「サクラ」シリーズのはじまりとなる「朽ちないサクラ」。県警の広報職員を主人公に、本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく異色の警察小説です。発行部数は続編の「月下のサクラ」と合わせて累計27万部を刊行する人気シリーズとなります。

主人公の県警広報職員の森口泉を演じる杉咲花は、『市子』『52ヘルツのクジラたち』『片思い世界』と、映画での主演が続く実力派。単独主演作となる本作では、“事務職のお嬢ちゃん”が自責と葛藤を繰り返しながら、強さを手に入れていく姿を繊細に体現しています。

メガホンをとった原廣利は、『帰ってきた あぶない刑事』(5月24日公開)の監督に抜擢された注目株。『ウツボラ』(23年/WOWOW)や撮影監督も務めた『日本ボロ宿紀行』(19年/テレビ東京)など多くのドラマ作品を演出し、長編映画は本作が2作目。警察×ミステリー×サスペンスという王道のエンタテインメントに、洗練されたノワールの味付けを施し、主人公が己の正義感に目覚めていく成長譚として仕立てています。

原作の舞台は架空の土地でしたが、映画では舞台を愛知県に設定し、2023年3月~4月に蒲郡市を中心に県内でオールロケを敢行。本編で咲き誇っている美しい桜はすべて本物。ティザービジュアルは、2023年3月ロケ地にて、満開を迎えた桜と晴天が広がる奇跡的なシチュエーションが重なり撮影が行われました。

以下、コメントが到着しています。

杉咲花(主人公・森口泉 役)
この物語は、ひとりの人物の失敗から始まります。
私はその出来事に温もりの眼差しを向けることはできないけれど、失敗に向き合い、責任を取ろうとする姿を見捨ててはいけないと思いました。“再生を見守る”という世の中のあるべき姿のひとつとして、この映画に関わる価値を感じ、緊張を抱きながら演じました。
いつの日か失敗してしまったことのある誰かにも、他者の失敗を許してあげられない誰かにも、この映画が届いてほしいです。

原廣利(監督)
撮影したのは去年の春に差し掛かる頃でした。
タイトルにある通り「サクラ」がキーワードになってきます。
「正義」とは一体何か?
それぞれの「正義」が交錯する時に、サクラを魅せることで物語の骨格を表現したい。
スタッフ・キャストと共に考え、アイディアを出し合い、全力で撮影していきました。
森口泉を演じる杉咲花さんの真っ直ぐ真相を見つめる眼は、僕自身何度も鳥肌が止まりませんでした。

柚月裕子(原作)
この作品は、世の中の理不尽や不条理なことに、懸命に立ち向かっていく人間を書きたくて出来上がったものです。
主人公の森口泉は、親友の死をきっかけに事件の真相と社会の闇に迫っていきます。泉は、迷いながら、悩みながら、ときに諦めそうになりながらも、必死に前に進んでいきます。がんばる泉を、杉咲花さんがどのように演じてくださるのか、とても楽しみです。泉を、そして作品に登場する人々を応援しています。

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『朽ちないサクラ』

「疑いは絶対に晴らすから」そう言って立ち去った親友は、一週間後に変死体で発見された──。愛知県平井市在住の女子大生が、度重なるストーカー被害の末に、神社の長男に殺害された。地元新聞の独占スクープ記事により、警察が女子大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っていたことが明らかになる。県警広報広聴課の森口泉は、親友の新聞記者・津村千佳が約束を破って記事にしたと疑い、身の潔白を証明しようとした千佳は、1週間後に変死体で発見される。自分が疑わなければ、千佳は殺されずに済んだのに──。自責と後悔の念に突き動かされた泉は、自らの手で千佳を殺した犯人を捕まえることを誓う。

主演:杉咲花
原作:柚月裕子「朽ちないサクラ」(徳間文庫)
監督:原廣利
脚本:我人祥太、山田能龍
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
制作プロダクション:ホリプロ
製作:映画「朽ちないサクラ」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、U-NEXT、TCエンタテインメント、徳間書店、ホリプロ、ムービック、nullus)

日本公開:2024年6月21日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国公開!
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
公式サイト
©2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会