ザック・エフロン主演『アイアンクロー』日本版予告編&ポスターが解禁!
- Fan's Voice Staff
プロレス界の伝説にして“呪われた一家”と呼ばれたフォン・エリック・ファミリーの実話をザック・エフロン主演で映画化したA24最新作『アイアンクロー』の日本版予告編とポスタービジュアル、新場面写真8点が解禁されました。
主人公ケビン(ザック・エフロン)の「子どもの頃からずっと、“呪われた家族”と言われていた」というモノローグから始まる予告編。元ヘビー級王者の父フリッツから指導を受け、“史上最強の一家”になるため、トレーニングを行う兄弟たち。ケビンは「家族と一緒にいたい。一緒なら何でも出来る」と家族との絆を口にしますが、「父さんの厳しさは異常だ」、「もう耐えられない」と静かに呟く弟たち。それに対して父は、「フォン・エリック家は勝ち続けるのが宿命だ」とプレッシャーをかけ続け、そして、悲惨な事故が起きてしまい──。
物語以外にも、プロレスラー役を演じるために驚異的な肉体改造を行ったザック・エフロンの姿や、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアが指導を行った迫真のプロレスシーンなど、見所が満載。
予告編には、1970年代を代表するヘヴィメタルバンドのブルー・オイスター・カルトによる「(Don’t Fear) The Reaper」と、カナダのプログレッシブロックバンドのラッシュによる「Tom Sawyer」が一部使用。劇中の音楽は、これまで『不都合な理想の夫婦』やバンド名義で『her/世界でひとつの彼女』の音楽を手掛けてきたアーケイドファイアのリチャード・リード・パリーが担当しています。
ポスタービジュアルでは、栄光のチャンピオンベルトを掲げるケビンを中心に、アイアンクローのポーズを決めるデビッド(ハリス・ディキンソン)と物憂げな表情を浮かべるケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)が横に並び、プロレスに一生を捧げた兄弟たちの栄光と挫折を暗示させるデザインとなっています。
到着した場面写真では、TVインタビューに応える兄弟や教会で祈りを捧げるフォン・エリック・ファミリーの姿をはじめ、ケビンとデートするパム(リリー・ジェームズ)、バイクにまたがるケリー、アイアンクローを披露するデビッド、音楽好きの末弟マイク(スタンリー・シモンズ)など、1970~80年代のアメリカで彼らが過ごした青春とプロレスの日々が切り取られています。
監督は、カルト教団による洗脳とトラウマを描いたデビュー作『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で絶賛を浴びたショーン・ダーキン。子どもの頃からプロレスに夢中で、フォン・エリック・ファミリーの悲劇に衝撃を受けた一人だったといい、長年取り憑かれていた驚きの実話を、家族の愛情と葛藤のドラマとして再構築しました。
昨年末にアメリカで公開され、口コミを中心に広がりを見せ、現在まで好成績をキープ。とりわけ観客からの評判が高く、Rotten Tomatoesでの観客スコアは94%を獲得。アカデミー賞レースを傍目に、密かに快進撃を続けています。
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『アイアンクロー』(原題:The Iron Claw)
1980年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元AWA世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の長男ケビン(ザック・エフロン)、次男デビッド(ハリス・ディキンソン)、三男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、四男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。ここからフォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは──。
監督・脚本:ショーン・ダーキン
出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズ ほか
2023年/アメリカ/英語/130分/カラー・モノクロ/ビスタ/字幕翻訳:稲田嵯裕里/G
日本公開:2024年4月5日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
公式サイト
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