【ノミネート一覧】第81回ゴールデングローブ賞 映画部門(2024年)
- Fan's Voice Staff
第81回ゴールデングローブ賞(2024年)のノミネーションがLA現地時間12月11日(月)早朝に発表されました。
米国で最も歴史のある映画賞の一つであるゴールデングローブ賞。近年は、非白人や女性の新会員を増やすなど組織改革が進められ、今回はLA在住のゴールデングローブ会員約100名のほか、米国外の世界75カ国に在住の批評家約200名による“International Voter”を加えた約300名による投票により、ノミネートおよび受賞作が選定されています。
今回より各部門のノミネート数が5から6に増え、また、興行成績賞(シネマティック&ボックスオフィス・アチーブメント)が新設されました。興収1億5,000万ドル以上を記録した作品等が対象で、この部門のみ8作品がノミネートされます。
最多ノミネートは、グレタ・ガーウィグ監督『バービー』の9ノミネート。以下、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』が8ノミネート、マーティン・スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』とヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』の7ノミネートと続きます。
スタジオ別では、『マエストロ:その音楽と愛と』など多数の作品が選出された配信大手のNetflixが13ノミネート、『バービー』が奮闘したワーナー・ブラザースが12ノミネート、インディーズながら『Past Lives』の健闘が際立ったA24と、『オッペンハイマー』のユニバーサルがそれぞれ11ノミネートを獲得しました。
授賞式はLA現地時間2024年1月7日(日)に開催される予定です。
以下、映画部門のノミネーション一覧です。
上位作品
9ノミネート
『バービー』
8ノミネート
『オッペンハイマー』
7ノミネート
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『哀れなるものたち』
5ノミネート
『Past Lives』
4ノミネート
『Anatomy of a Fall』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『May December』
3ノミネート
『The Holdovers』
『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
『The Zone of Interest』
上位スタジオ
13ノミネート:Netflix
12ノミネート:ワーナー・ブラザース
11ノミネート:A24、ユニバーサル
8ノミネート:サーチライト・ピクチャーズ
7ノミネート:Apple Original Films
4ノミネート:Amazon MGM、NEON、ソニー・ピクチャーズ
3ノミネート:Focus Features、ウォルト・ディズニー・スタジオ
部門別ノミネート一覧
作品賞(ドラマ部門)
『Anatomy of a Fall』(NEON)
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(Apple Original Films)
『マエストロ:その音楽と愛と』(Netflix)
『オッペンハイマー』(ユニバーサル)
『Past Lives』(A24)
『The Zone of Interest』(A24)
作品賞(ミュージカル・コメディ部門)
『AIR/エア』(Amazon MGM Studios)
『American Fiction』(Orion Pictures/Amazon MGM Studios)
『バービー』(ワーナー・ブラザース)
『The Holdovers』(Focus Features)
『May December』(Netflix)
『哀れなるものたち』(サーチライト・ピクチャーズ)
興行成績賞(シネマティック&ボックスオフィス・アチーブメント賞)
『バービー』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
『オッペンハイマー』
『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』
非英語映画賞
『Anatomy of a Fall』(フランス)
『枯れ葉』(フィンランド)
『Io capitano』(イタリア)
『Past Lives』(アメリカ)
『雪山の絆』(スペイン)
『The Zone of Interest』(イギリス、アメリカ)
主演女優賞(ドラマ部門)
アネット・ベニング 『ナイアド ~その決意は海を越える~』
リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ザンドラ・ヒュラー『Anatomy of a Fall』
グレタ・リー『Past Lives』
キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』
ケイリー・スピーニー『Priscilla』
主演男優賞(ドラマ部門)
ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』
バリー・コーガン 『Saltburn』
キリアン・マーフィー 『オッペンハイマー』
アンドリュー・スコット『異人たち』
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)
ファンテイジア・バリーノ『カラーパープル』
ジェニファー・ローレンス『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』
ナタリー・ポートマン『May December』
アルマ・ポウスティ『枯れ葉』
マーゴット・ロビー『バービー』
エマ・ストーン『哀れなるものたち』
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
ニコラス・ケイジ『Dream Scenario』
ティモシー・シャラメ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
マット・デイモン『AIR/エア』
ポール・ジアマッティ『The Holdovers』
ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』
ジェフリー・ライト『American Fiction』
助演女優賞
エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
ジョディ・フォスター 『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ジュリアン・ムーア『May December』
ロザムンド・パイク 『Saltburn』
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers』
助演男優賞
ウィレム・デフォー 『哀れなるものたち』
ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング『バービー』
チャールズ・メルトン『May December』
マーク・ラファロ『哀れなるものたち』
監督賞
ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
グレタ・ガーウィグ『バービー』
ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』
クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
セリーヌ・ソン『Past Lives』
脚本賞
グレタ・ガーウィグ、ノア・バームバック『バービー』
トニー・マクナマラ『哀れなるものたち』
クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
エリック・ロス、マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
セリーヌ・ソン『Past Lives』
ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ『Anatomy of a Fall』
作曲賞
ジャースキン・フェンドリックス『哀れなるものたち』
ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』
久石譲『君たちはどう生きるか』
ミカ・レヴィ『The Zone of Interest』
ダニエル・ペンバートン『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』
ロビー・ロバートソン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
歌曲賞
“Addicted to Romance”『She Came to Me』
“Dance the Night”『バービー』
“I’m Just Ken”『バービー』
“Peaches”『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
“Road to Freedom”『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』
“What Was I Made For?” 『バービー』
アニメーション映画賞
『君たちはどう生きるか』
『マイ・エレメント』
『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
『すずめの戸締まり』
『ウィッシュ』