稲垣吾郎 × 新垣結衣『正欲』本ビジュアル&新予告が解禁!
- Fan's Voice Staff
朝井リョウによる小説を岸善幸監督が映画化した『正欲』の本ビジュアルと新予告が解禁され、主題歌をVaundyが担当することが決定しました。
広島のショッピングモールで契約社員として働く夏月(新垣結衣)が、「自分がどういう人間か、人に説明できなくて息ができなくなったことってありますか?」と啓喜(稲垣吾郎)に問いかけるシーンから始まる予告編。正義で世界を測る検事の啓喜は「社会の“バグ”は本当にいるの。悪魔みたいなやつがいるんだよ!」と語り、そのセリフとともに登場人物たちの意味深で印象的な表情が次々と映し出されます。
「あんたが想像もできないような人間はこの世界にたくさんいるんだよ」と語る大也(佐藤寛太)。「誰にもバレないように、無事に死ぬために生きてるって感じ」とつぶやく佳道(磯村勇斗)。
家庭環境や指向、見た目など、様々に異なる5人。違う場所、違う人生、違う境遇で生きていて、まったく接点がないように見える彼らの距離は徐々に近づき、予想もできなかった“ある事件”をきっかけに交差。水浸しのベッドに横たわる夏月の画とともに映し出されるタイトル「正欲」。その言葉の意図するものとは?交差した彼らの人生はその後どこに向かうのか──?
主題歌となったのは、Vaundyの未発表楽曲である「呼吸のように」(SDR)。書き溜めた未発表の曲から、映画の世界観に合うものをVaundyが選び提供。まるで書き下ろしたかのように映画世界を端的に凝縮した、かけがえのない人とのつながりを歌うその楽曲は、深い余韻を響かせます。Vaundyが映画主題歌を手掛けるのは、本作が初。
以下、コメントが到着しています。
Vaundy
自由でいることの窮屈さや、共鳴を求めてしまう心の寂しさが描かれているこの映画ですが、必ずしも共感をしなくてもいい、できないのもいいのかもしれない、と僕は感じました。
生きるということは息を吸うということ。
少しでも長く君と同じ空気を吸っていたいのさ、というシンプルな想いをこの曲にこめています。
自分の中に溶けていくような音楽になるよう心がけたので、映画館で最後まで浸ってもらえたら嬉しいです。
Vaundy
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『正欲』
横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、息子が不登校になり、教育方針を巡って妻と度々衝突している。広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月は、実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。ある日、中学のときに転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。ダンスサークルに所属し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也。学園祭でダイバーシティをテーマにしたイベントで、大也が所属するダンスサークルの出演を計画した神戸八重子はそんな大也を気にしていた。
出演:稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香
監督・編集:岸善幸
原作:朝井リョウ「正欲」(新潮社刊)
脚本:港岳彦
音楽:岩代太郎
制作:テレビマンユニオン
製作幹事:murmur
製作:「正欲」製作委員会
2023/日本/カラー/DCP/5.1ch/ヴィスタ/134分/G
日本公開:2023年11月10日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ビターズ・エンド
© 2021 朝井リョウ/新潮社 © 2023「正欲」製作委員会