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2023.08.03 12:00

『アナログ』二宮和也の新場面写真3点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

ビートたけしによる小説を映画化した『アナログ』の主演を務めた二宮和也の新場面写真3点が解禁されました。

二宮和也演じる主人公の悟は、手作りの模型や手描きのイラストにこだわるデザイナー。行きつけの喫茶店「ピアノ」で携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)と出会い、互いの連絡先を交換せずに、週に一度、木曜日にピアノで会う約束を交わします。二人はかけがえのない時間を積み重ね、悟はみゆきの素性を何も知らぬままプロポーズする事を決意しますが、約束の当日に彼女は現れず、その翌週も、翌月も──。

ヒロイン・みゆきに一途に思いを寄せる悟は、優しい佇まいでありながら、人一倍手作りの温もりを大切にするこだわりの強いキャラクター。朝起きると飼っている魚に餌をやり、窓から差し込む柔らかな日の光に目を細め、部屋は雑誌や模型、工具などに溢れ、悟はデザインという仕事が本当に好きなのだと伺い知ることができます。

眠そうな表情でキッチンに向かい、手際よく朝食を作り、顔を綻ばせながらご飯に舌鼓をうつ悟。キッチンに置かれた小さなプランターではいくつかの葉物野菜を栽培し、漬物を自作で漬けるなどその暮らしぶりは丁寧かつ豊か。

その性格は仕事ぶりにもよく表れており、悟が手掛ける建築物のデザインはグラフィックではなく模型を作り、デザインイラストも自ら鉛筆で線を描き、水彩で色を付けるというこだわりっぷり。みゆきとの出会いの場となった喫茶店「ピアノ」も悟がデザインを手がけた店舗で、こだわり抜いた店内の装飾品にみゆきが気づいてくれたことがきっかけで、二人は関係を深めていきます。

みゆきを演じた波瑠は、「二宮さんだからこの悟のキャラクターがうまくいったというか、嘘に見えないんです。二宮さん自身の魅力が悟という人物にすごく自然に流れ込んでいるようなところがありました。でも、二宮さんが狙っているのか、狙わずにそうなっているのかが分からないっていう。だからすごいなと思うばかりですね」と感服のコメントを送っています。

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『アナログ』

出演:二宮和也、波瑠
原作:ビートたけし「アナログ」(集英社文庫 6月20日刊行予定)
監督:タカハタ秀太
脚本:港岳彦
製作:「アナログ」製作委員会

日本公開:2023年10月6日(金) 全国ロードショー
配給:アスミック・エース、東宝
©︎2023「アナログ」製作委員会 ©︎T.N GON Co., Ltd.