News

2023.05.22 19:00

『苦い涙』日本版新ビジュアル&新場面写真6点が解禁!

  • Fan's Voice Staff

フランソワ・オゾン監督の最新作『苦い涙』の日本版新ビジュアルと新場面写真6点が解禁されました。

到着したビジュアルでは、ドゥニ・メノーシェが熱演する映画監督の主人公ピーターと、フランス映画界の至宝イザベル・アジャーニが演じる親友の大女優シドニーが大きく配置され、ピーターを翻弄する美青年アミールと、雄弁な眼差しで常にピーターを観察する助手カールは、モノクロで脇に描かれています。タイトル『苦い涙』から涙粒が降り注ぎ、ピーターの目からこぼれる涙の意味と、4人が室内で繰り広げる人間模様がより一層気になる仕上がりとなっています。

日本版ポスターに続きデザインを手掛けたのは、これまでオゾン監督5作品の宣伝デザインを担当してきたグラフィックデザイナーの大島依提亜。

==

『苦い涙』(原題:Peter von Kant)

著名な映画監督ピーター・フォン・カント(ドゥニ・メノーシェ)は、恋人と別れて激しく落ち込んでいた。助手のカール(ステファン・クレポン)をしもべのように扱いながら、事務所も兼ねたアパルトマンで暮らしている。ある日、3年ぶりに親友で大女優のシドニー(イザベル・アジャーニ)が青年アミール(ハリル・ガルビア)を連れてやって来る。艶やかな美しさのアミールに、一目で恋に落ちるピーター。彼はアミールに才能を見出し、自分のアパルトマンに住まわせ、映画の世界で活躍できるように手助けするが…。

監督・脚本/フランソワ・オゾン
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」から自由に翻案
出演/ドゥニ・メノーシェ、イザベル・アジャーニ、ハリル・ガルビア、ステファン・クレポン、ハンナ・シグラ、アマンテ・オーディアール
2022/フランス/フランス語/85分/日本語字幕:手束紀子

日本公開/2023年6月2日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給/セテラ・インターナショナル
© 2022 FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION ©Carole BETHUEL_Foz