『テリファー 終わらない惨劇』6月2日公開決定!
- Fan's Voice Staff
新たなホラーアイコンとして彗星のごとく現れた最凶ピエロ“アート・ザ・クラウン”が非道の限りを尽くし、全米で失神者&嘔吐者が続出するなど劇場を阿鼻叫喚に陥れた映画『Terrifier 2』が、邦題を『テリファー 終わらない惨劇』として6月2日(金)に日本公開されることが決定しました。
絶命したかにみえた連続殺人鬼“アート・ザ・クラウン”は死体安置所で息を吹き返し、その残虐性と冷酷さを増してハロウィンの街へと繰り出します。クラウンが通った後に残るのは惨劇の記憶と被害者の亡骸だけ。一人、また一人と増えていく犠牲者。標的とされた姉シエナと弟ジョナサンは、ハロウィンの喧騒をよそに迫りくるクラウンの魔の手から逃れることができるのか──。
敏腕特殊メイクアップアーティストでもあるダミアン・レオーネ監督は、2008年制作の短編映画『The 9th Circle』から一貫してアート・ザ・クラウンのイメージを築き上げ、後の短編映画『All Hallows Eve』(13・未)でも踏襲。長編デビュー作となった『テリファー』(16年・日本未)でアート・ザ・クラウンがついにメジャーのステージに姿を現すと、キャラクターのソリッドさと不気味さに加え、特殊メイクアップの技術を存分に用いた生々しい表現、「やりすぎだよ、クラウン!」と思わず突っ込みたくなる過剰な残虐描写に、80年代ホラー映画へのオマージュを思わせる造詣の深さ、CG全盛の時代に特殊メイク・美術・造形にこだわり物質的な表現を用いることで、旧来のホラーファンには懐かしさと熱狂をもたらし、新たに触れる世代には目新しさと共に眩暈をもたらしました。
前作の人気は限定的だったところ、『IT/イット THE END “それ”がみえたら、終わり。』(19年)でペニーワイズが壮絶な最期を迎えたことでピエロロスが叫ばれ、コロナ禍を経て前作よりパワーアップした最狂ピエロ“アート・ザ・クラウン”が登場すると、全米では瞬く間に大ヒット。2022年10月に封切られた途端に“ヤバい”という口コミが話題を呼び、その過激な描写とアート・ザ・クラウンの恐ろしさに、嘔吐・失神する者が出るまでに。劇場は混乱に陥り、映画公式SNSが注意喚起を行う事態となりました。
全米公開時、映画公式SNSによる注意文
「本作は生々しいバイオレンス描写とホラー演出を含んでいます。心臓の弱い方、胃腸が弱い方、体調が万全でない方は、十分に注意してご鑑賞ください。すでに失神・嘔吐した人が多数確認されています。それでも鑑賞するという方は、自己責任で……。」
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『テリファー 終わらない惨劇』(原題:Terrifier 2)
監督・脚本/ダミアン・レオーネ
キャスト/ジェナ・カネル、ローレン・ラベラ、デイビット・ハワード・ソーントン、キャサリン・コーコラン、グリフィン・サントピエトロ
制作/DARK AGE CINEMA
2022/アメリカ/138分/カラー/シネスコ/5.1ch/R18+
日本公開/2023年6月2日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて公開
配給/プルーク、OSOREZONE
配給協力/シンカ
公式サイト
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※3D、4DX等での上映はありません