News

2018.06.22 17:00

『君の名前で僕を呼んで』大ヒット!ジェームズ・アイヴォリーより喜びのコメントが到着

  • Fan's Voice Staff

80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描く青春映画『君の名前で僕を呼んで』。世界中から熱狂的な賛辞が贈られ、第90回アカデミー賞で4部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞)にノミネート、見事脚色賞(ジェームズ・アイヴォリー)を授賞した注目作で、4月27日(金)より全国公開され、現在大ヒット上映中です。

公開当初から満席が続出していた本作ですが、主演のティモシー・シャラメをはじめ、青年2人の“はじめての、そして生涯忘れられない恋”の行方に、10代~20代の若い女性が夢中になり、こぞって劇場に殺到。今月14日には、上映劇場である新宿シネマカリテにて、『君の名前で僕を呼んで』が同劇場の最高興行収入を更新。歴代興行収入1位作品となり、新記録を達成(※1)しました!また、Bunkamuraル・シネマでも、96年に上映されたレオナルド・ディカプリオ主演の映画『太陽と月に背いて』以来約22年ぶりに、10代~20代の若い人たちが劇場に殺到。世代を超えて多くの人に愛される作品となりました。

撮影:Sylvain Gaboury

それを受けて、本作で脚色を担当し、第90回アカデミー賞で脚色賞に輝いた名匠ジェームズ・アイヴォリーより、貴重な喜びのコメントが到着しました。

ジェームズ・アイヴォリー(第90回アカデミー賞脚色賞受賞)コメント

「80年代に日本で『眺めのいい部屋』『モーリス』が公開された時を思い出しました。日本の若い女性が、美形若手英国俳優のヒュー・グラント、ルパート・グレイブス、ジェームズ・ウィルビー、ジュリアン・サンズに夢中になるというカルト的な現象でした。そして今、『君の名前で僕を呼んで』の登場で、美しき22歳のティモシー・シャラメが、その神々しい少年の魅力で、当時の女性たちの娘さん世代を熱狂させ、新たなカルト的な現象がおきていると聞いています!」

※1:公開から48日目にあたる6月14日、『グランド・ブダペスト・ホテル』を抜き同館の歴代興行収入記録を塗り替えた『勝手にふるえてろ』の興行収入25,353,900円をさらに上回る25,545,200円を記録。同館の歴代興行収入1位を達成。

==

『君の名前で僕を呼んで』(原題:Call Me By Your Name)

1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。

監督/ルカ・グァダニーノ
脚色/ジェームズ・アイヴォリー
原作/アンドレ・アシマン
出演/出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー、ほか
2017年/イタリア、フランス、ブラジル、アメリカ/カラー/ビスタ/5.1ch/132分

日本公開/2018年4月27日(金)TOHOシネマズ シャンテ他で全国公開
提供/カルチュア・パブリッシャーズ/ファントム・フィルム
配給/ファントム・フィルム
©Frenesy, La Cinefacture