ジョージ・ミラー監督『アラビアンナイト 三千年の願い』日本版予告編&新場面写真9点が解禁!
- Fan's Voice Staff
鬼才ジョージ・ミラー監督の最新作『アラビアンナイト 三千年の願い』の日本版予告編と新場面写真9点が解禁されました。
孤独を愛し、空想の世界に生きるナラトロジー=物語論の研究者であるアリシア(ティルダ・スウィントン)が、「これは本当のお話」と言いながら本をめくるシーンから始まる予告編。アリシアがイスタンブールのグランドバザールで購入したガラスの小瓶を洗っていると、その中から巨大な魔人・ジン(イドリス・エルバ)が飛び出し、「願いを叶えよう」と言い放ちます。「願い事をしたらどうなるの?」と尋ねるアリシアに、意味深な表情で「じき分かる」と答える魔人。二人の会話の合間に、真鍮の瓶が紅海に沈んでいく様子や、叫ぶ魔人が煙となり消えていく様、オスマン帝国での激しい争いや、ソロモン王とシバの女王の姿など、“華麗で壮大なおとぎ話の世界”が、色鮮やかに映し出されていきます。そして最後にアリシアが「願い事があるの」と魔人へ告げますが、果たして彼女の願いとは──。
場面写真では、アリシアがバザールで小瓶を手に取る様子や、バスローブ姿で話すアリシアとジンの姿に加え、魔人が3,000年もの月日の中で体験した数々の出来事が切り取られています。
ジョージ・ミラー監督の記念すべき劇場長篇10作目となる本作は、A・S・バイアットの短編集「The Djinn in the Nightingale’s Eye」を原作に、ミラー監督自身が90年代後半から映画化を模索してきた「願い」を巡る寓話。前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に続き、共同製作ダグ・ミッチェル、撮影監督ジョン・シール、編集マーガレット・シクセル、音楽トム・ホルケンボルフといった精鋭スタッフが再結集しました。
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『アラビアンナイト 三千年の願い』(原題:Three Thousand Years of Longing)
古今東西の物語や神話を研究するナラトロジー=物語論の専門家アリシアは、講演のためトルコのイスタンブールを訪れた。バザールで美しいガラス瓶を買い、ホテルの部屋に戻ると、中から突然巨大な魔人〈ジン〉が現れた。そして瓶から出してくれたお礼に「3つの願い」を叶えようと申し出る。そうすれば呪いが解けて自分も自由の身になれるのだ。だが物語の専門家アリシアは、その誘いに疑念を抱く。願い事の物語はどれも危険でハッピーエンドがないことを知っていたのだ。魔人は彼女の考えを変えさせようと、紀元前からの3,000年に及ぶ自身の物語を語り始める。そしてアリシアは、魔人も、さらに自らをも驚かせることになる、ある願い事をするのだった……。
監督・脚本/ジョージ・ミラー
共同脚本/オーガスタ・ゴア
原作/A・S・バイアット「The Djinn in the Nightingale’s Eye」
製作/ダグ・ミッチェル、ジョージ・ミラー
出演/イドリス・エルバ、ティルダ・スウィントン
2022年/豪・米合作/英語・トルコ語/カラー/スコープサイズ/5.1ch/108分/字幕翻訳:松浦美奈/PG12
日本公開/2023年2月23日(木・祝)TOHOシネマズ 日比谷ほか 全国ロードショー
配給/キノフィルムズ
提供/木下グループ
公式サイト
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